「配置した画像を含む」のメリットは何?
イラレファイルに350ppi、J-PEGエンコーディング、.eps形式の画像をリンクで配置して作業しています。
画像を配置し、イラレファイルを.eps形式で別名保存した際に出てくる
「配置した画像を含む」のメリットと必要性がどうしても分かりません。
アドビサポートで検索すると
「配置した画像を含む」:アートワークにリンクされているファイルを埋め込みます。 と書かれています。
まず、リンク配置なのに埋め込むというのが理解できないです。
「配置した画像を含む」にチェックを入れるとファイルサイズは重くなるのに(埋め込んでいるから?)
配置されている画像データが無くなれば、リンクは外れますよね?
画像データを添付しておけば「配置した画像を含む」のチェックは不要という解釈で良いのでしょうか?
また、少し調べましたが、印刷所によってはチェックをいれるかどうかはまちまちなようです。
もちろん自分が入稿する印刷所の通りにすればいい話なんですが
知りたいのは「配置した画像を含む」のメリットと必要性です。
初歩的な質問で申し訳ありませんが、マニュアルや過去ログなどを読んでも
どうしても納得いく情報が見当たらなかったので質問させていただきました。
ぐぐってね様。レスありがとうございます。
ただ、URLを拝見しましたが、
私が知りたいのはリンク配置と埋め込みのメリット・デメリットではなく
「配置した画像を含む」自体の意味・メリットと必要性なのです。
すみません・・・
印刷用にeps保存する際には、配置した画像を含むのチェックは必要です。チェックが入ってないと画像部分がぬけて出力されてしまいます。
会社によっては、お客さんからepsでデータをもらい、そのまま出力する所もあります。うちの会社は基本的にaiデータを頂きデータチェック後eps(画像を含む)保存します。
この保存は、印刷・製版前の最終段階での作業ですので、文面から察するにトチローさんはデータ制作側の方かと思われますので、トチローさんの作業段階では必要性は無いと言って良いかと思います。
ただ、画像を含んだeps保存をしておくと、データ受け渡しの際、リンクされている画像の添付を忘れた場合、その画像をイラレのepsデータから抽出することができます。
だいたいこんな所かと思いますが。
「配置した画像を含む」自体の意味ですか?
確かに配置されている画像データが無くなれば、リンクは外れてしまします。
しかし、「配置した画像を含む」にチェックしていれば無くなった画像が抽出できます。
つまり配置した画像データが、削除されたりリンク切れになった場合の保険と考えれば良いと思います。
私も最近は「配置した画像を含む」にチェックはしませんが、過去にこれで助かった経験があります。
.様、トド様、ハーロック様 レスありがとうございます。
.様、トド様の
>レイアウトソフトにイラレepsを貼った時に画像を含んでないと画像が抜ける。
>チェックが入ってないと画像部分がぬけて出力されてしまいます。
ですが、
試しにダミーデータを作成して実験してみました。
(「配置した画像を含む」のチェックを外したイラレファイルを、クォーク3.3に貼ってプリント)
クォーク上では画像が見えるので? と思いましたが
プリントすると確かに画像が抜け落ちていました!
次にトド様、ハーロック様の
>画像を含んだeps保存をしておくと、データ受け渡しの際、リンクされている画像の添付を忘れた場合、その画像をイラレのepsデータから抽出することができます。
>「配置した画像を含む」にチェックしていれば無くなった画像が抽出できます。
ですが、
こちらで実験してみたところ
「配置した画像を含む」のチェックを外したイラレファイルを用意。
リンクされた画像データを捨て、あえてリンクが外れた状態にしてイラレを開く。
『○○.eps」というリンクファイルが見つかりません。別のファイルで置き換えますか?の警告画面に“抽出”が表示されませんでした。
さらに調べたところ画像のエンコーディングを“バイナリ”にしたら大丈夫でした。
ということは、抽出できる利便性を考えたらJ-PEGエンコーディングで入稿しない方がいいのかな・・・?(エンコーディングの違い等は自分で調べてみます)
トド様
>文面から察するにトチローさんはデータ制作側の方かと思われますので
確かに私はデータ制作側の人間です。
ただ、今回皆様にレスを頂いて自分の視野の狭さと不勉強を痛感しました。
今までは後行程(印刷所)でどんな事を行なっているのか殆ど考えた事がありませんでしたので
迷惑なデータを入稿していた可能性もあり、反省しています。
ともあれ、おかげさまで「配置した画像を含む」についての疑問が解けスッキリしました!
これを機会に後行程についても勉強していきたいと思います
皆様ありがとうございました。
トド様、匿名その100様レスありがとうございます。
>画像のエンコに関わらず、抽出できますよ?
明日これももう一度実験君してみて下さい。
>そりゃ当たり前です。
「含む」をチェックしなければ、抽出は出来ませんから。
昨日は時間がなく、あわてていたようです(お恥ずかしい・・・)
おっしゃる通り、今日再実験したところJ-PEGエンコーディングでも問題なく抽出できました。
トド様
>トチローさんもぜひ機会があったら現場見学をしてみて、どのような作業をしているか見たり聞いたりしてみるといいと思います。
そうですね。
現場見学する事ではるかに理解力は高まりますし、一度行ってみたいと思います。
まずは自分の入稿先で見学できるか聞いてみたいと思います。
匿名その100様
>それはEPSのプレビュー。実データではない。
なるほど。
自分はついつい「画面上のプレビュー=印刷結果」と思いがちなとこがありました。
これは危険な考え方ですよね。
今後はこの認識を改めようと思います。
皆様から的確かつ貴重な情報を頂けて大変参考になりました。
ありがとうございました。
トチロー様。 ということは、抽出できる利便性を考えたらJ-PEGエンコーディングで入稿しない方がいいのかな・・・?(エンコーディングの違い等は自分で調べてみます)
ここは出力する側の人に聞いて、その指示にしたがうこと。うちはJ-PEGエンコーディングはすべてグレーに変換されてしまいます。色版は何も出ません。
既に多くのレスがついてますけども、そもそもEPSはPostScriptデータ内に「貼り込むための」データ形式みたいですから、後から開いてどうこうする必要が無い状態になってなければならないのだと思います。(匿名その100さんの仰っている「完パケ」ってとこですね)
だとすると、画像は『当然』含んでおかなければならないことになると思います。
しかし出力サイドとしては、EPSでデータを受け取ったからって「そのまま」出力するわけにはいかないことが多いんですよね。