> みなさんがどうやって多色刷りを行っているか、教えていただければ幸いです。

エロ本系や、女性向け雑誌ではごくごく当たり前に特色掛け合わせを
行っています。主にDIC584～589の蛍光ピンク～オレンジを使います。
とりわけ、584,584B,585は多用します。この辺の色は、墨を除くCMY
との掛け合わせチャートを印刷所で作ってもらってそれを見て決めて
います。
Xpress,Illustrator共に、プロセス掛け合わせの直上にコピーし、
特色をオーバープリントにすることで掛け合わせを実現しています。
Multi-linkは使ったことがありませんが、うちでは、上記の方法で
出力指示書とPSプリンタでの分版見本を付けて入校し、特に問題が
出たことはありません。

> 失敗することがあって

が、色が予想したものではなかった。というのであれば、市販の
特色掛け合わせチャートを見るとか、常用する特色チャートを印刷
所で作ってもらうことでかなり改善すると思います。
予定した分版になっていなかったということであれば、指示書と
分版見本を付けることで解決できるかと思います。

> えっと、DTPていうか印刷の事にも関係するみたいですが
> ちょっとみなさまのご意見を聞かせていただけますか？
>
> “特色とプロセスカラーの掛け合わせ”ってタブーなんでしょうか？
> （特色80＋C60＋M20…というような指定）
> QuarkXPressの4.0からも「Multi-Ink」という機能があり、
> それを使って入稿をしていたりするんですが、失敗することもあって…。
>
> みなさんがどうやって多色刷りを行っているか、教えていただければ幸いです。

金銀の下地にCやKをしいたりはしますけどね。
掛け合わせはあまり意味がないかも。

> “特色とプロセスカラーの掛け合わせ”ってタブーなんでしょうか？

特色ってプロセスカラーと違って不透明だから色が濁りやすいですね。

> “特色とプロセスカラーの掛け合わせ”ってタブーなんでしょうか？


タブーということはありませんが、使用する特色の色味と掛け合わせ
の度合いにもよると思います。

> （特色80＋C60＋M20…というような指定）


それがどのような色なのかわかりませんが、特色＝プロセスカラーで
は再現できない色を補うためにインキと考えると掛け合わせてそのよ
うな指定をする意味がなくなるのでは？　コスト的な問題もあります
が、そのような指定がどうしても必要になるのであれば、特色をもう
1色増やす方がよい結果を得やすいと思います。

絵の具などで色を混ぜて色をつくるのと同様に、インキも多くの色数
を掛け合わせればかけあわせるほど濁った色になります。そのことを
ふまえると、自ずと結論が出てくるのではないかと思います。