インデをイラレに
仙台市のデザイン事務所のものです。
東京から支給されたInDesign CS2形式のデータをもとに、東北版の24ページ物パンフレットを作成するのですが、
当方、InDesignは触ったことがないので(ソフトはあります)イラレCS2で作業をしたいと思っています。
EPS書き出しやPDF書き出しにて変換を試みましたが、テキストが小間切れ(表現が難しいですが・・・)してしまいます。
デザインテイストや中身の内容の半分位は東京版の流用です。
フォント情報は生かしたいのでアウトラインはできれば取りたくありません。
何か良い方法があれば教えてください。お願いします。
Mac OS X 10.4.8 デュアル 2 GHz PowerPC G5 メモリ2GB
Illustrator CS2 ver12.0.1
InDesign CS2 ver4.0
フォントは主にモリサワパスポートOTFを使用
一番早いのは、InDesignの使い方を覚えることでしょう。
> あればと思い縋る思いで書き込みしたのです。
なったく手を入れないページはそのままInDesignで入稿。作成しなおしのページは不要な部分のオブジェクトを削除して高品質のPDFを書き出し、それをIllustratorに配置してレイアウトすればよいのでは?
まぁ、時間がないというのはよく使われる言い訳なので、追い込まれて“やるしかない”といういまの状況こそInDesignを使ってみるチャンスという考えもあります。Illustratorしか使ったことないなら厳しいかもしれませんが、QuarkXPressを使ったことがあれば、それほど苦労しないで使えると思いますよ。
同じアドビ製品だから、すんなり変換できる方法があるもんだと思ってたので
期待して書き込みさせていただきました。
匿名さんの仰るように、一からイラレで作り直します。
でも、組版代はもらいますよ!それでも仕事を出すという先方の願いですから。
最後に一言だけ。
イラストレータに固執するって、そんなにいけないことかなぁ。
> イラストレータに固執するって、そんなにいけないことかなぁ。
すくなくとも直面されている状況の中では絶対にありえないです。
プロとして。
オペレーターの方ならともかく、デザイナーならありだと思う。デザイン雑誌(DTP雑誌ではなく)にはそういうデザイナーは結構頻繁に登場してますし、紙面のデザイン性にもよるんじゃないでしょうか。
>
> オペレーターの方ならともかく、デザイナーならありだと思う。
この手の議論で必ずオペレータは、デザイナーは、の話になるんで
すけれども、そもそも何が問題かって、Illustrator というソフト
は、レイアウトが完成した!と思った時点のデータが出力に耐えら
れない状態になっていることが多く、誰かがデータのクリーニング
をしなくてはいけなのですけれども、それを、制作側でやるか、出
力側でやるかを、お互いに押し付けている状態になっている状況が
10 年以上続いていることが問題です。
これは Illustrator が印刷物を問題なく作るための機能が不足し
ているので、そこにマンパワーをかけざるを得ない状況が改善され
ないからです。良いほうにとれば自由度が高い、て言われるところ
の話ですけれども。
一方、ページレイアウトソフトのほうが、印刷物を作るという方向
性においては、あいまいな部分が少なくなるよう工夫されているの
ですけれども、それが堅苦しいと感じられるといえば確かにそう。
誰が作業するにしても、面倒事を押しつけるのではなく、あらかじ
め誰がその面倒事をやるか決まっていて、そしてそれに見合った納
期と報酬がある形で仕事ができればいいですね。
> は、レイアウトが完成した!と思った時点のデータが出力に耐えら
> れない状態になっていることが多く、
使用するアプリの問題ではなく、印刷物が完成するまでの作業全体を見たデータ作成に対する知識や意識の違いだと思います。
出力前にデータクリーニングや最適化をしないといけないのはレイアウトソフトを使っても同じだと思いますし、Illustratorであってもクリーンでシンプルなデータなら出力前の作業も楽にできると思います。
Illustratorとレイアウトソフトのどちらを使っても、データ作成段階で校正戻り時の修正や第三者が見てどのように作成しているか理解できるように作成すると、自ずとデータはシンプルでクリーンになってくると思います。アプリの仕様の違いがあったとしても、そういうデータであれば出力前におこなう作業も楽になるのでは?
DTPに使用するアプリの使い方を勉強する場合、まずはじめにIllustratorから始めるというケースが多いと思います。そして、Illustratorで自分がイメージするものを思い通りに作成できるようになると、作成するものは違ったとしても自分がおこなう作業をルーチンワーク化するようになります。
そうすると、たとえ無駄な作業や非効率なやり方をしていても、ルーチンワーク化することで無意識に楽をしているため、自分の作業にあまり疑問を感じないのだと思います。
疑問を感じていたとしても決まった手順に沿って作業する方が楽だし、確立した手順を崩さなくてもマンパワーで切り抜けられるので、日常業務に追われながら勉強をしなくなるのだと思います。
苦労するより無駄や非効率をカバーするマシンパワーを求めた方が楽ですから。
それって、今に始まったことではなくDTPが主流になってきたときからずっとあることで、結局はデータ作成者の資質や性格の問題なんだと思います。
目先の苦労を力技で乗り越えていくか、苦労していることを楽にするための苦労をするか。
デザイナーだと何でも許されるのか?
> デザイン雑誌(DTP雑誌ではなく)にはそういうデザイナーは結構頻繁に登場してますし
そういうデザイナーのやり方がすべて正しいのか?
納品して落ち着いていらっしゃるなら、是非この機会にInDesignを覚えることをおすすめします。
> InDesign CS2で納品できる
> ほか、スペックすべてにうらやましいかぎりです…
いえいえ、InDesign CS2では納品できません。
まだPDF入稿も許されておりません。
EPS書き出し後、Qxに貼り込みであれば大丈夫だと思いますが。
> ご投稿から4日経過し、どのように作業なさったか興味あるところですが……。
ようやくAM中にデータ納品ができたので、ご報告します。
情報の書き込み不足が多々あり、皆さんに色々と誤解を与えたのかもしれません。
A4x24P 4色 旅行パンフ InDesign CS2での支給データ
納品先:PDF入稿不可、基本的にイラレ8 or Qx.3及び4 での入稿形式を推奨
当方:InDesign CS2経験者ゼロ
A4x24pの支給データをA4x8pに、さらに1色に変換するページもある作業です。
旅行パンフなので、次の見開きページにまたがる文字等はありません。
支給データが丸々使えるページはなく、ブロック的に使用する感じです。
まず、InDesign CS2をPDF書き出しし、イラレCS2で作業し、
EPS保存してQxに貼り込み納品しました。
半分くらいは、イチから作り直す感じでしたが、やはりInDesignを勉強していれば
残りの半分はもっと楽に、安全に作業が進められたと感じてます。
やはりこれを機に、InDesignを勉強しておこうと感じましたね。
も、ものすごい書き漏らしでしたね……(爆)
> も、ものすごい書き漏らしでしたね……(爆)
「書き漏らし」というレベルではないでしょ。話の前提が違ってきますからね。
ちなみに、QuarkXPress(4.1以下)にある程度以上新しいEPSファイルを貼り付けると、予想外の結果になることがあるので、そういう運用を行うときは責任を持って行ってくださいね(^^