投稿から察するに、表組みに段落スタイルを指定した状態で文字スタイルを指定したのでしょうか。
表組みも段落スタイルで指定することをおすすめします。
表組みに1バイトフォントの段落スタイルが指定された状態で2バイトフォントの文字スタイルを指定しようとしたため、文字コードがないので「フォントがロックされました……」のアラートが出たのだと思います。

おっしゃるような操作をしたのかもしれません。
「フォントがロックされた」データを
何とか元に戻す方法はないのでしょうか？
古い方のドキュメントは、もう修正が利かない状態ですので、
今は諦めて新規ドキュメントにせっせとコピー＆ペーストしております。
（旧データは保存してあります）

おはようございます。
うわー。すごい時間の投稿ですが、ひょっとしてもう徹夜で作業を終えてしまったのでしょうか？

旧データについて、文字スタイルを削除し、もともとの段落スタイルの他に表組み用の段落スタイルを作ってそれぞれに適用しても直りませんか？

とにかく直さなきゃ校正に間に合わなかったので、
徹夜で新規ドキュメントに貼り直していました。
次に撤退不能の状態で同現象が起きたらお手上げなので、
この機会に回避方法を覚えておきたいのです。

ちなみに文字スタイル、段落スタイルを削除し、
同じ設定を違う名前で登録してみましたが、
やはり違うフォントのままで、ERASで打ちこめません。
あとは「フォントの検索」で一度置換してみるくらいでしょうか。
この「フォントがロックされました」のエラーメッセージって、
マニュアルにも見当たらないし、ADOBEさんのサイトにもありません。
残る方法はERASをTrueTypeからOpenTypeフォントに変更するくらいでしょうか。。
http://sp.too.co.jp/fontdb/FMPro?-db=fonttoo.fp5&-format=syousai.html&-lay=layout1&TypefaceName=Eras&Mac=%81%9b&-max=20&-recid=45936&-find=

ERASを英数字に指定した、合成フォントを作って段落スタイルに適用してみてはどうでしょう。
少なくとも「フォントがロック…」は出なくなると思います。

フォントロックがどういうものかについてですが、フォント変更による文字化けを防ぐための機能です。変更前に文字列の字形を見ていて、新しいフォントにもその字形があるかどうか確認してから変更します。字形が新しいフォントにはなければそれらの字形の古いフォントを保護して「フォントがロックされた」アラートを出します。要するに、すべての字形は新しいフォントにはないのでフォントは完全に変更しなかった、ということです。

＞UZさん
新規合成フォントでERASを英数字に指定しましたが、現象は回避されませんでした。
相変わらず指定してもいない6.5pt新ゴ（OS X用NewCID）に化けます。
では、と「フォント検索」でその新ゴをERASに置換してみますと、
今度は「フォントがロック」の嵐です。
5分くらいマウスをクリックし続ける羽目になりました。
この方法も結果は変わりませんでした。

マッカリーさん
フォントロックの解説ありがとうございました。
問題が起きたのはERAS半角英文大文字と半角数字を使用したところだけなのです。
字形がないって事はないですよね？
新規ドキュメントに貼り直せば問題が解決する事は分かりました。
という事は事故を起こしたドキュメント内にフォントロックの設定が保持されていると解釈できます。
InDesignにはドキュメントのフォントロックを解除する機能はないのでしょうか？

合成フォントを段落スタイルに指定したあと、
全選択してopt＋クリックで「段落スタイルなし」、
再度、段落スタイル適用　で直りませんか？
文字スタイルを適用した部分があると、段落スタイルは一度解除してからでないと反映されない場合があるようです。

おそらく文字スタイルを適用した部分に2バイトコードがあることが原因だと思ったので、上位の段落スタイルも2バイトフォントにすれば…という発想だったんですが、貼り直すと直るというので？？？です。ファイルが壊れてしまったのかも。

>指定してもいない6.5pt新ゴ
レイアウトグリッドの設定にあると思います。
エラーが起きて段落スタイルが無視されたのでレイアウトグリッドの設定が出てきたのでは？
ここは変更しても問題解決にはなりませんが。

フォントロック機能は一時的に行うもので、保持されるものではありませんので、スタイル関連とローカルオーバーライド（手動で設定した文字属性）とグリッドフォーマットとの混雑が原因かと思われます。

うまく説明できなくてすみません。
そもそもフォントロックが起きたのは、P4-27が組みあがりP1-2を
レイアウトしていた時なのです。
P4-27は段落スタイルで組み、P1-2は文字スタイルで組みました。
どちらの方法で組んでも手間が変わらないのと、同じような名前のス
タイル名が乱立すると指定しにくかったからです。
P4-27はカレンダーなのですべて同じレイアウト。P1-2は1年分を
見開きにしているためレイアウトが全く違います。

P1-2を組んでる時にフォントロックが何度か起きました。
その時の操作は文字スタイルに+記号（オーバーライド）が出てしまっ
たので一度文字スタイルなしを適用し、次に再度文字スタイルを指定の
最中でした。
レイアウト中はそのページに何の影響もなく気がつきませんでした。
P4-27に戻って校正作業に入ろうとした時に、始めて段落スタイルが
適用されていない事に気付き青くなったわけです。

UZさん
レイアウトグリッドの設定は小塚明朝Std、9.213ptです。
新ゴは指定していません。
6.5pt新ゴのは文字スタイルの中に1つあります。
試しに事故が起きたドキュメントをP4-5を残し削除してみました。
表・セルとも全選択し、段落スタイル、文字スタイルとも「なし」、
再度合成フォントで指定した段落スタイルを適用、としてみるとEras
にはなったのですが、ポイント数は6.5ptのままで変わりません。

ちょっと実験してみました。
日付け数字のうち1つを新ゴの半角数字にして、Eras入り段落スタイル
を適用させると、見事フォントロックになりました。
でも半角数字はドキュメント内には一切使用していません。

マッカリーさん
フォントロックは保持されないと教えていただき、少し安心しました。
ドキュメント中のどこかで矛盾するような指定をしているのですね。
「スタイル関連とローカルオーバーライド（手動で設定した文字属性）
とグリッドフォーマットとの混雑」のご説明が理解できませんでした。
例えば、あるテキストの指定がスタイル関連とグリッドフォーマットの
指定の間で矛盾していると解釈すればいいのでしょうか？

もう少し自分なりに色々あがいてみます。
和文がOS X用NewCID、レイアウトグリッドが小塚、英文と数字に
TrueTypeを使用というフォントの問題もありますか？

CS以降では、文字属性は次の階層で決められます：

rootスタイル（固定デフォルト値すべて）
　フレームグリッド
　　段落スタイル
　　　文字スタイル
　　　　ローカルオーバーライド

フォントロックがかかる場合はローカルオーバーライドのところにフォント属性が設定されます。ですので、スタイルやグリッドを変えてもローカルオーバーライドが最後に参照されて、フォントを決めます。フォントロックをたくさんしてしまうとローカルオーバーライドがあるところが増えてしまってスタイルが効かなくなるかと思われます。ただ、オーバーライドをクリアするとスタイル内の属性が見えるようになり、元に戻ります。文字を選択してフォントメニューからフォントを設定することもローカルオーバーライドとして保存されます。

＞マッカリーさん

段落スタイルが利かなくなったテキストには一切+記号（オーバーライド）がないのです。
問題になったページだけ残し、全部スタイルなしに設定して、
あとでまた段落スタイルを適用させても前述の問題は回避されません。
+記号が付いてないという事はローカルオーバーライドなしと
いう事ではないのでしょうか？

指定していない文字スタイルが段落に適用されてしまうというのは、通常の操作によるエラーじゃないような気がします。
ファイル名やスタイル名、リンクファイル名など、「名前」の中に記号類を使用していませんか？

> +記号が付いてないという事はローカルオーバーライドなしという事ではないのでしょうか？

UZさんのレスを試していただいた上で……。
単なる表示上の問題という意味では、うちでもオーバーライドしてるはずのテキストを選択してもスタイル名に＋記号がつかないことがたまにあります。
再現性が低く、どういう場合に＋がつかないかを明言することができず、Adobeにも報告していませんが。
もっともそういう場合でも、文字スタイルなし＋段落スタイルの強制適用で、目的のスタイルになりますけどね。

対症療法的な提案しかできなくて申し訳ありませんが、スポイトツールを利用してスタイルの問題を解決（というより回避ですか）することはできませんか？

「スタイルなし」と「ローカルオーバーライドなし」はイコールじゃないと思いますが。
ローカルオーバーライドを取ることを最優先してみてはどうでしょう。面倒な作業になりそうですが……。

確認ですが、、、なべやんさんは、文字スタイルを削除した後、全角キャラクタの含まれない文字列に1バイトフォントの段落スタイルを強制適用しようとしてもできなかったのですよね？
あと、段落スタイルが設定された文字列に文字スタイルが同時に設定されていた場合、段落スタイル側のパレットにはオーバーライド記号の＋は表示されません。
……外してそうな気がしますが、念のため。

皆様、色々アドバイスいただきありがとうございます。
残念ながら仕事が詰まってきておりまして、
原因解明に時間を割けない状態になってしまいました。
後で必ず、教えていただいた対策と、
自分なりにやってから結果をご報告いたします。
誠にあいすみません。

ご面倒をおかけしております。
合間に少し分析を進めてみました。

先にいき様にご教授いただいた「文字スタイルを削除し、もともとの段落スタイルの
他に表組み用の段落スタイルを作ってそれぞれに適用」してみたり、
UZ様の「ERASを英数字に指定した、合成フォントを作って段落スタイルに適用」、
「合成フォントを段落スタイルに指定したあと、全選択してopt＋クリックで
「段落スタイルなし」、再度、段落スタイル適用」も試してみました。
更にスタイルが利かなくなってしまったページだけ残して、上記方法もやりました。
しかし、どうしても文字or段落スタイルを指定したとたん新ゴになってしまいます。
そこで文字スタイル・段落スタイルとも全部削除し、新たな文字スタイルを新規に
登録したところ、今度はちゃんと適用できました。

不具合を起こしたドキュメントと、貼り直した新規ドキュメントの各スタイルを
比較すると、1つだけ違っていた部分がありました。
それは「文字スタイルの編集」「一般」の「基準」の表示です。
新規ドキュメントの方は「文字スタイルなし」と正しく表示されるのに対し、
旧ドキュメントでは「No character style」と英文表示になってしまってます。
どうやらこのドキュメントは不正な操作を繰り返したあげく壊れてしまったみたいです。

原因は私の操作ミスによるもので、自分では新規に表を作ったつもりが、
他ぺージの段落スタイル属性を引っ張ったまま、更に文字スタイルを上書き指定し、
結果、2バイト文字の段落スタイルに1バイト文字スタイルを何度も上書き。
フォントロックを繰り返したあげく、すべてのスタイルが利かなくなったのだと思います。
オーバーライド記号がつかなくなったのも、あまりに矛盾した部分が多くなり、
InDesignの側で処理しきれなくなったのかもしれません。
未熟な操作ゆえの結末でした。

色々お教えいただきありがとうございました。
もう一度マニュアルを勉強し直してまいります。