PasteText Plug-in Mac版を更新しました。1.11として、ペースト先がフレームグリッド内でモリサワCIDを使用している場合、認識できない書体情報を修復して、正しい書体で設定するようにしました。他のベンダーのCIDは持ち合わせていないため、確認していません。Script版はこの件に対応していません。この件は、異体字属性と同様に、InDesign CS2 J及びInCopy CS2 Jのバグに対処したものです。

補足ですが、フレームグリッド内で一部のCID Fontが正しく設定されない件は、フォントファミリとフォントスタイルの識別がCS2で変更されことに起因します。フォントスタイルのパネル上の表記と内部の表現が異なっているためです。バグと書きましたが、InDesign CS2とCID Font、どちらのせいとも言い切れません。現実的には、InDesign CS2側が対処しやすい（更新手段があるという意味で）と思います。異体字属性に関しても、強引に仕様だと言えなくもないですが、ユーザーにとり不便な部分は対処した方がいいと思っています。PasteText Plug-in Mac版1.11を少々変更し、お昼頃再アップしました。それ以前にダウンロードされた方は再度ダウンロードしてください。