カラーについて。
[9374]カラーについて。 投稿者:りぃお 投稿日:2006/06/23(Fri) 14:07
はじめまして。
WinXPで、CS2で製作しています。
特色2色(MとK)にしたいのですが、お客様の支給データで、画像がダブルトーンがあり、CMYKにすると、Kの情報(K100)がCMYKに分版されます。
それを無くすために、Labして・・・という方法があるようなことをDTPワールド6月号P41にのっていましたが、この機能、それに扱い方と、InDesign上のカラー管理がよくわかりません。
もしかしたら、InDesignとは関係ないかもしれませんが、よろしくお願いします。
WinXPで、CS2で製作しています。
特色2色(MとK)にしたいのですが、お客様の支給データで、画像がダブルトーンがあり、CMYKにすると、Kの情報(K100)がCMYKに分版されます。
それを無くすために、Labして・・・という方法があるようなことをDTPワールド6月号P41にのっていましたが、この機能、それに扱い方と、InDesign上のカラー管理がよくわかりません。
もしかしたら、InDesignとは関係ないかもしれませんが、よろしくお願いします。
» 1
» 3
» 5
» 8
» 9
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:KOUJI 投稿日:2006/06/23(Fri) 15:39
» 2
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:篠原酒店 投稿日:2006/06/23(Fri) 22:05
特色データ作成については、98年くらいに笠井亨氏が講演会で公表していた手法に、私がこちらの掲示板での過去ログ「[9271] StudyRoom CS 60の特色拾いについて」に書いた手法を組み合わせて、Photoshopを使いCMYKの独自プロファイルを作り、PDFを作ることで対応できます(PhotoShop5.0以降があればプロファイルを作れます。ただし、色設定はPhotoshopのカラーガイドによりますので厳密に特色とは合いません)。
余談ですが、CMYKのPostScriptファイルに書き出せるアプリケーションであれば、OS・ソフトを問わず特色状態のPDFを作れます。
ただ、残念ながらスミ版を特色に割り当てることはできません。
前出の笠井氏もおっしゃっていたのですが、Photoshopの制限のようです(私も試してみましたがダメでした)。
説明はスクリーンショットを交えたりしないと難しいのですがなかなかその場を作れないためご容赦ください。
余談ですが、CMYKのPostScriptファイルに書き出せるアプリケーションであれば、OS・ソフトを問わず特色状態のPDFを作れます。
ただ、残念ながらスミ版を特色に割り当てることはできません。
前出の笠井氏もおっしゃっていたのですが、Photoshopの制限のようです(私も試してみましたがダメでした)。
説明はスクリーンショットを交えたりしないと難しいのですがなかなかその場を作れないためご容赦ください。
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:りぃお 投稿日:2006/06/23(Fri) 23:01
» 4
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:篠原酒店 投稿日:2006/06/24(Sat) 00:05
最終的な刷り物は墨版とオレンジ色の2色になるということでしょうか。
また、ここからはPhotoshopのみの作業ですが、ダブルトーンの支給データがもし「墨とオレンジ色」になっていれば、一旦マルチチャンネルに変換。
どちらかのチャンネルだけを選んでコピーしてCtrl+Nのショートカットを入力すれば、「サイズ・解像度が同一のCMYKカラー」のデータを用意できますので、適宜「必要なチャンネルだけ」をチャンネルパレットで選んでペーストして下さい。
これを2つのチャンネル分作業すればM版とK版に分かれたCMYKデータが出来上がり、分版出力の際C版とY版は空になります。
「M版を『M70+Y100』に見せかける」作業は先に書いた煩雑な作業が必要になります。
手順についてはこちらのStudy Room CS No.60をご参照ください(Windowsでも手順は同じです)。
また、ここからはPhotoshopのみの作業ですが、ダブルトーンの支給データがもし「墨とオレンジ色」になっていれば、一旦マルチチャンネルに変換。
どちらかのチャンネルだけを選んでコピーしてCtrl+Nのショートカットを入力すれば、「サイズ・解像度が同一のCMYKカラー」のデータを用意できますので、適宜「必要なチャンネルだけ」をチャンネルパレットで選んでペーストして下さい。
これを2つのチャンネル分作業すればM版とK版に分かれたCMYKデータが出来上がり、分版出力の際C版とY版は空になります。
「M版を『M70+Y100』に見せかける」作業は先に書いた煩雑な作業が必要になります。
手順についてはこちらのStudy Room CS No.60をご参照ください(Windowsでも手順は同じです)。
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:KOUJI 投稿日:2006/06/24(Sat) 00:12
» 6
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:篠原酒店 投稿日:2006/06/24(Sat) 06:31
» 7
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:りぃお 投稿日:2006/06/24(Sat) 09:58
KOUJIさん、篠原酒店さんありがとうございます。
お二方のを参考に製作してみます。なんども説明ありがとうございました。
お二方のを参考に製作してみます。なんども説明ありがとうございました。
[9374へのレス]Re: カラーについて。 投稿者:KOUJI 投稿日:2006/06/24(Sat) 12:06
篠原酒店さん>
いえいえ。敷居が高いとは思いませんよ。プロセスカラーでデータ作成して、それを特色で表示して運用するのには良い方法だとも思います。
ボクが墨版生成の設定を変更する方法を書いたのは、りぃおさんの元の質問では、クライアントから支給された特色を使って作成されたダブルトーン画像を、プロセス2色のダブルトーンに修正してCMYK画像に変換したい。しかし、そのままCMYK化してしまうと墨版が各版に分解されてしまうのでどうすればいい?。
という質問と理解したので墨版生成の設定変更を書かせてもらいました。篠原酒店さんの方法を使って特色再現をするための一歩手前と理解したということです。
ダブルトーンに使われている特色でデータ作成すれば問題ないのですが、透明効果なんかを使っているとプロセス2色で作成した方が安全だと思いますし、その後のカラーカンプ出しなどで篠原酒店さんの方法をとるのはかなり有効だと思います。
いえいえ。敷居が高いとは思いませんよ。プロセスカラーでデータ作成して、それを特色で表示して運用するのには良い方法だとも思います。
ボクが墨版生成の設定を変更する方法を書いたのは、りぃおさんの元の質問では、クライアントから支給された特色を使って作成されたダブルトーン画像を、プロセス2色のダブルトーンに修正してCMYK画像に変換したい。しかし、そのままCMYK化してしまうと墨版が各版に分解されてしまうのでどうすればいい?。
という質問と理解したので墨版生成の設定変更を書かせてもらいました。篠原酒店さんの方法を使って特色再現をするための一歩手前と理解したということです。
ダブルトーンに使われている特色でデータ作成すれば問題ないのですが、透明効果なんかを使っているとプロセス2色で作成した方が安全だと思いますし、その後のカラーカンプ出しなどで篠原酒店さんの方法をとるのはかなり有効だと思います。
[9374へのレス]「ダブルトーン」の状態について 投稿者:篠原酒店 投稿日:2006/06/24(Sat) 16:06
KOUJIさん>
支給データのダブルトーンがどういう設定になっているかは結構まちまちなので、最初にKOUJIさんが提案された方法を試される場合が多いかと思います。
要は、
・スミとオレンジの2色にチャンネルがきちんと分解されている
・「スミとオレンジが重なって見えるだけで、分解ができない」データ(セピア色に見えるように加工しただけのものなど)
という2つの可能性があったので、1案をKOUJIさんの手法と捉えさせていただき、2案を私の手法として出させていただきました。
KOUJIさんの手法は2色のチラシなどに貼る写真分解に効果があると思います。
スキャナ部門では4色にしますから、それを任意の版に見栄えの良い色合いで2色に補正できるので都合がよいかと。
いずれにしろ、1版で済むスミ版に割り振った部分を特色で刷る場合にこの手法が使えないのがもどかしいところですがいたし方ないですね(以前スミ1色で作っていたデータを「小豆色っぽい色でカンプ出ししてくれ」と言われて、プリンタのTIFF出力機能を使って1ページずつTIFFにした後、再度InDesignに貼って色をつけたことがありました)。
支給データのダブルトーンがどういう設定になっているかは結構まちまちなので、最初にKOUJIさんが提案された方法を試される場合が多いかと思います。
要は、
・スミとオレンジの2色にチャンネルがきちんと分解されている
・「スミとオレンジが重なって見えるだけで、分解ができない」データ(セピア色に見えるように加工しただけのものなど)
という2つの可能性があったので、1案をKOUJIさんの手法と捉えさせていただき、2案を私の手法として出させていただきました。
KOUJIさんの手法は2色のチラシなどに貼る写真分解に効果があると思います。
スキャナ部門では4色にしますから、それを任意の版に見栄えの良い色合いで2色に補正できるので都合がよいかと。
いずれにしろ、1版で済むスミ版に割り振った部分を特色で刷る場合にこの手法が使えないのがもどかしいところですがいたし方ないですね(以前スミ1色で作っていたデータを「小豆色っぽい色でカンプ出ししてくれ」と言われて、プリンタのTIFF出力機能を使って1ページずつTIFFにした後、再度InDesignに貼って色をつけたことがありました)。
この記事の書き込み元へのリンク (コメントや質問などはこちらへどうぞ)