写真の一部を特色にするデータ作成方法
Photoshop上で特色を指定する場合、データのつくり方などがよくわからないので書き込みさせてもらいました。例えばCMYK4色の人物写真があった場合、人物の背景を銀にしたり、人物の唇を銀にしたりするには、どうすればよいのでしょうか?唇を銀にイラストレータで指定したとすると、スクラッチカードみたいに影もなにも出なく、ベタ塗りになってしまいますよね??簡単な質問かもしれませんが、どなたかお助けください。よろしくお願いします。
Photoshopの「チャンネル」にカラースポットチャンネルを追加して、そのチャンネルに銀色で刷りたい部分を切り抜いてきて張り付けます。CMYKいずれかのチャンネル、もしくはグレイスケール化した画像を別で作っておいて加工し、それをスポットカラーチャンネルにペーストすればいいでしょう。
気を付けていただきたいのは、スポットカラーの名前を分かるようにつける事、画像の保存形式はDCS形式であること、あとこの画像をIllustratorなどに配置してIllustrator上でも銀色のアートワークを置く場合は、配置した時にスウォッチに追加されるスポットカラーを使ってレイアウトすること。PhotoshopはPhotoshop、IllustratorはIllustratorでそれぞれのスポットカラーを作らないように。出力時に銀色の版が2種類出てくる事になります。
印刷屋さんがDCS形式に対応しているかどうかも確認して下さい。
銀インキで印刷すると
> スクラッチカードみたいに影もなにも出なく、ベタ塗り
の銀になります。
銀インキはプロセスインキとは違って透明性がないので、掛け合わせもできません。
刷り銀の上にプロセスインキで印刷することは不可能ではないですが
印刷会社はいやがると思います。
鏡のような反射する銀をイメージしているのであれば、
(1)箔押し
Illustratorで唇の形のベタ版を別に作っておけばいいと思います。
(2)銀紙に刷る
唇以外の部分を白ベタ印刷し、その上に通常の4色印刷をする。
Illustratorで白版を別につくっておけばいいでしょう。
いずれにしても、通常のプロセス4色以外の印刷に関しては、
データの作り方も含めて、まず印刷会社に相談すべきです。