IPTCデータをExcelで作れますか?

Photoshopにはメタデータで、写真のキャプションなどをIPTCデータとして埋め込むことができます。このIPTCデータは世界標準になりそうで、海外の多くの写真がこのデータを埋め込んでおります。PhotoshopCSのBridgeなどからはまとめて同じキャプションを複数の写真に埋め込むことができますが、大量に写真がある場合に、元のデータをExcelで作成して、埋め込むようなことはできないのでしょうか?その方が編集もしやすく、データ作成も早いのですが。OSはMAC10.3.9を使用しています。他の画像ソフトなどでデータを作成してPhotoshopにコンバートするようなものはあるようなのですが、Excelで作成したいのです。ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
» 001
・一番手軽だが、手間がかかる法
 Excelから画像1枚ごとのXMPファイルを書き出して、Adobe Bridgeで埋め込む

XMPファイルは、「まとめて同じキャプション」で利用したテンプレートと同じものです。
中身は、UNICODE(UTF-8)でエンコードされたXMLです。
Excelで、XMPのスキーマにあうようにXMLを定義し、画像1枚に埋め込むメタデータをひとつのファイルとして書き出していきます。
つまり画像の枚数だけ、その内容に対応したXMPファイルをそのようにして用意する、ということです。
そしてAdobe Bridgeで埋め込みます。
※この場合、XMPファイルは、XMLファイルの拡張子を変えたものにすぎません。
メタデータが同じもの同士は、ひとつのXMPファイルで済みます。

XMPのスキーマの定義を知るには、手っ取り早いのはPhotoshopのファイル情報ダイアログでXMPファイルを書き出し、Jedit等で開けばおおよそがわかります。
ご質問ではIPTCの、ということですから、IPTCサイトでサンプルをダウンロードし、PhotoshopでXMPファイルを書き出せばIPTCのスキーマ定義がわかります。
http://www.iptc.org/IPTC4XMP/
からダウンロードできます。
英文が苦手でないなら、付属文書を読んだ方が、よりわかると思います。

・一番簡単だが、お金がかかる法
一々XMPファイルを大量に生成したくないというのでしたら、
ExtensisのPortfolioの導入を検討されるといいでしょう。
http://www.extensis.co.jp/products/asset_management.html

やはりExcelでメタデータを作成したいのなら、それも可能です。

追記
PhotoshopのScriptがあるじゃないか、と思われる方へ
確かに、ScriptでXMPメタデータの読み書きはできるのですが、それは(docInfoRefですね)おそらくXMPcoreか、よくてDCcoreぐらいまでに限られてくると思います。IPTCは無理なんじゃないかと・・・。

・XMP SDKがあるじゃないか、と思われる方へ
そういう強者があらわれることを期待しています。
アルファ版を公開される日を心待ちにしております。
ん? もうすでにフリーウェアがあるかも?

不十分な情報ですみません。
» 002
できました!
前述の方のご意見を参考にしました。
ExtensisのPortfolioは値段が高いので、さがしていましたら、Mac Win 両方のプログラムがある iVIEW 2.6 を見つけました。Excelのデータをテキストにすると、スクリプトにより自動的にIPTCデータが埋め込むことができました。
iVIEW http://www.act2.co.jp/iview/
» 003
ブラッボォ! ;-)

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