製版ディレクターというお仕事

» 1509
[1509]製版ディレクターというお仕事 投稿者:くらりす 投稿日:2001-02-01 12:14:00
くらりすです。

大橋さんの執筆されてる
DTPワークフロー入門」拝見しました。
というか、現在も鞄の中に入れて持ち歩いております。
本当にためになります。しかし、内容もさることながら、
みなみのなおこさんの、あのイラスト!
なんでしょう、あのフラットベット! あはははは。
もう「こりゃ、やられた~」並に受けてしまいました(笑)

さて、この本の中で「製版ディレクター」というお仕事が
あることに目が止まりました。
私も写植をうっていたことがある、業界で言えば「古いほう」ですが
実は「製版ディレクター」というお仕事は初めてききました。
これはどんな内容の仕事なのでしょう?
ご存知の方がおられましたら、簡単に教えて下さい。
» 1548
[1548]Re: 製版ディレクターというお仕事 投稿者:かめお 投稿日:2001-02-03 23:07:00
くらりすさん、はじめまして。ヨコから失礼。

赤本=ワークフロー入門、お読みいただいているとのこと、ありが
とうございます!あたし、アレの企画をした編集者で、うれしく
なって出てきました【^_^】

> みなみのなおこさんの、あのイラスト!
> なんでしょう、あのフラットベット! あはははは。
> もう「こりゃ、やられた~」並に受けてしまいました(笑)

う、うれぴい! イラストの原案もワタシなんですう >^_^<
もちろんあのタッチやテーストがなければ生きません。
執筆者のみなさんだけでなく、彼女にももっともっと活躍して欲し
いです。デザイナのみなさん、みなみのさんを使おう(^◇^;)

> 実は「製版ディレクター」というお仕事は初めてききました。

KOUJIさんのおっしゃるようなPrinting Directorとしての仕事をさ
れている製版ディレクターっていうのもあるでしょうけれども、つ
いでに、もっと限定的なケースについても。

ビジュアルなものを手がけることが少ないせいか、わたしも近年ま
で知りませんでしたが、美術系の印刷会社では、製版のクォリティ
に責任を持つ方として昔からおいでのようです。
以前、焼きものの本をやったとき、日写(日本写真印刷の略だった
かな?)さんに出張校正に行きましたら、お年を召したディレク
ターさんと編集長が、透過原稿と色校を前にして、
編集長「貫入が目立ちすぎてますね」
製版D「そうですね。Y版を弱めましょう」
って感じでやりとりしてました。
ふたりとも「この染付のにじみは、もっと甘かったですよね」って
調子で、現物を見た経験を元にして話をしてたのでビビりました。
ワタシも10年以上編集をやってたんですが、焼き物は素人。
彼らの結論を色校に書き込んでいただけでした(^◇^;)

写真集なんかでも、製版Dとの打ち合わせは欠かせないそうです。
全体の調子を「バタくさくしよう」なんて決めたりするのだとか。
手練れの方々は、印刷所を決めると同時に製版Dを指名するんだそ
うです。ああ、ワタシには縁のない世界(゜.゜)

長々と失礼しました m(_ _)m。
» 1549
[1549]Re^2: 製版ディレクターというお仕事 投稿者:KOUJI 投稿日:2001-02-04 00:45:00
製版に責任を持つという仕事もあるのですね。初めて知りました。
勉強になります。ありがとうございます。

ふむ~。印刷はまだまだ奥が深いです。
そういえば、ボクがまだ会社にいる頃に、自衛隊の飛行機や特殊車両などを
専門で撮影している、その道ではそこそこ名の知れた人らしい方のカレン
ダーを作成する機会が何度かあり、そのときは私のいた会社ではとうてい印
刷や製版などできる技術がなかったしボクも経験がほとんどない新人によう
なものだったので外注を依頼して、そこの製版部の偉い方が入稿にたちあっ
てもらってその場で写真家と話合いながら要望を指示入れしていました。
で、その指示から原稿を分解してそれでも色が出ない部分は網点を洗って
ました。いま思うとあれが製版ディレクタだったのかもしれないと、ふと思
いました。その時に得た色分解に出すときの指示の入れ方とかポジと印刷
上がり具合の感じ、色校への指示の入れ方なんかはかなり勉強になったのを
覚えています。
» 1520
[1520]Re: 製版ディレクターというお仕事 投稿者:KOUJI 投稿日:2001-02-01 20:02:00
> 「DTPワークフロー入門」拝見しました。
> というか、現在も鞄の中に入れて持ち歩いております。
> 本当にためになります。しかし、内容もさることながら、

どうもありがとうございます。
あのイラストいいですよね。内容がややこしい内容なのであのイラストを見
るとホッっとさせてくれます。(^-^)

> さて、この本の中で「製版ディレクター」というお仕事が
> あることに目が止まりました。

印刷会社さんなどでいろいろ呼び方が違っていたり様々なのですが、プリン
ティングディレクタなどとも呼ばれていた方々と理解してもらってもいいと
思います。DTP以前では、どのように工程を進めるのが効率が良いかや、ク
ライアントからの要望を満たすためにはどのような行程、技術を使って印刷
をするのがベストなのかを考えて現場に指示を出したりする仕事などもやっ
ていた方々ですね。また、特殊な印刷や微妙な色調を再現しなければいけな
いような印刷の場合に色調コントロールをしたりもします。
印刷工程のすべてに対して深く知識を要する仕事でしたので経験の豊富な方
がその役職に就くことが多かったように思えます。会社によっては役職をあ
たえていなくても「印刷のことならあの人に聞け」という人が一人はいたの
ではないでしょうか。

従来であれば印刷工程全般をコントロールする製版ディレクタとかプリン
ティングディレクタといわれる人がいたのですが、DTPになってからはその
ような役割をするキーマンが存在していないことがほとんどだと思うのです。
そのことをDTPワークフロー入門で提言させていただいています。
» 1523
[1523]Re^2: 製版ディレクターというお仕事 投稿者:くらりす 投稿日:2001-02-02 09:08:00
> > 「DTPワークフロー入門」拝見しました。
> > というか、現在も鞄の中に入れて持ち歩いております。
> > 本当にためになります。しかし、内容もさることながら、
>
> どうもありがとうございます。
> あのイラストいいですよね。内容がややこしい内容なのであのイラストを見
> るとホッっとさせてくれます。(^-^)
>
> > さて、この本の中で「製版ディレクター」というお仕事が
> > あることに目が止まりました。
>
> 印刷会社さんなどでいろいろ呼び方が違っていたり様々なのですが、プリン
> ティングディレクタなどとも呼ばれていた方々と理解してもらってもいいと
> 思います。DTP以前では、どのように工程を進めるのが効率が良いかや、ク
> ライアントからの要望を満たすためにはどのような行程、技術を使って印刷
> をするのがベストなのかを考えて現場に指示を出したりする仕事などもやっ
> ていた方々ですね。また、特殊な印刷や微妙な色調を再現しなければいけな
> いような印刷の場合に色調コントロールをしたりもします。
> 印刷工程のすべてに対して深く知識を要する仕事でしたので経験の豊富な方
> がその役職に就くことが多かったように思えます。会社によっては役職をあ
> たえていなくても「印刷のことならあの人に聞け」という人が一人はいたの
> ではないでしょうか。
>
> 従来であれば印刷工程全般をコントロールする製版ディレクタとかプリン
> ティングディレクタといわれる人がいたのですが、DTPになってからはその
> ような役割をするキーマンが存在していないことがほとんどだと思うのです。
> そのことをDTPワークフロー入門で提言させていただいています。
» 1524
[1524]Re^3: ありがとうございました 投稿者:くらりす 投稿日:2001-02-02 09:11:00
くらりすです
すみません!何も書き込まないで確定してしまいました

>「印刷のことならあの人に聞け」という人が一人はいたの
>ではないでしょうか。

なるほど! 
なにげにポケットからルーペをとりだして
アミ点を見ただけで「CMYK」の掛け合わせ比率を
言い当ててしまうという方、いらっしゃいますよね。
DTPではそれに加えて、フォント環境だ、ハード環境だ
グラフィックアーツだと課題はてんこもり。
それを満たすノウハウと経験となると、うむむむむ...(--;

でも近い将来、DTPディレクターという立場が確立して
企画会議の段階からそのディレクターが関わり、
現場の一番効率のいいリスクの少ない状態を組み立てて
それから作業が始まるというのが
普通になっていくのかもしれませんね。

自分がそういう存在になれたらいいなと思いますが
まだまだ無謀かな。

ありがとうございました。