PDFデータを軽くしたいのですが
OS winXP イラストレーター 9.02
adobe Rerder7.0 です。
亭主さますみません。間違えて暗証キーの設定せずに
書き込んでしまったNo14170を削除していただけますでしょうか?
本題なのですが、
イラストレーターで、作成したデータを
PDFに変換すると、容量が大きくなってしまい。
イラストレーターでは、12枚分で
3MBのデータが
PDF変換して、12枚分を足すと、
107MBになってしまいました。
PDFデータを軽く保存する方法は
ないでしょうか?
Illustrator 9/10/CSでできるだけ軽いPDFを作成する方法
Illustratorから書き出したPDFをできるだけ小さなファイルサイズにしたいときはありませんか。たとえば、メールソフトに添付したいときは、ファイルサイズは小さい方がいいわけです。たとえMOやCD-Rに書き込むとしてもファイルサイズは小さい方がいいでしょう。
IllustratorでPDFを保存する場合、ファイルサイズをもっとも小さくするためには注意することがいくつかあります。PDFはデータをダイレクトに記述するのでファイルサイズが小さくなるはずですが、保存の設定によって、予想しない大きなファイルサイズになることがあるのです。
もっとも大きなポイントは、PDF保存時のオプションで「Illustratorの編集機能を保持する」をチェックしないことです。ここをチェックすると、保存されたPDFには2つのPDFが含まれます。1つはPDFとして書き出したもので、もう1つはIllustratorのネイティブファイルです。
「Illustratorの編集機能を保持する」と、Illustratorで再度開くときIllustratorのファイルとして開くことができます。しかしPDF作成時に透明を分割していると、Acrobatで開くPDFの透明はすでに分割されているわけです。ここをオンにしたPDFには透明の分割されたオブジェクトと分割されていないオブジェクトがあるわけです。つまり、PDFファイルは二重構造になっているわけです。
出力用ではなく、PDFとして保存し、Acrobatでも開いて。、Illustratorでも再編集したいときは「Illustratorの編集機能を保持する」にして保存します。しかし、書き出したPDFファイルのサイズをできるだけ軽くしたいときは、ここをオフにしましょう。
透明効果を利用しているときは、「Acrobat 4.0互換」で保存します。ドロップシャドウなどのラスター効果も透明を利用していますから、それらを指定しているときは、透明を分割してしまうほうがファイルサイズは軽くなります。透明のままだとデータがレイヤー構造が残るため、ファイルサイズも大きくなります。
透明を利用して「Acrobat 4.0互換」で保存すると、テキストがアウトライン化されてしまいます。テキストはサブセットで埋め込むより、アウトライン化するほうがファイルサイズが大きくなります。どうしてもアウトライン化したくないときは、Illustrator上で透明とそれに影響されるオブジェクトを選択して、先に透明を分割してしまいます。そうすると。PDF保存時に透明が保存されることがなくなります。
また、ICCプロファイルは保存しないようにします。ICCプロファイルが含まれていると、出力時に予想しないカラーに変換されてしまうこともありますが、ICCプロファイルそのものもファイルサイズがあり、保存するとICCプロファイルが含まれてしまいます。Japan Color 2001 Coatedでは552KBですから、保存しないほうがファイルサイズは小さくなります。
おかげさまで、同じサイズまで、小さくできました。
3MBのデータにできました。
正確には、PDFファイルと、PDF側からは参照されないIllustratorのネイティブオブジェクトです。ネイティブオブジェクトの中身はPDFではありません。どちらかと言えば、旧来のAI8までのファイル形式を拡張したものです。これをPDFの中に紛れ込ませてある。いわば「寄生物」です^^。データ内部的な表現を使えば、「AIプライベートデータ」とでもいいましょうか。
「Illustratorの編集機能を保持する」と、PDFの他に、「AIプライベートデータ」が埋め込まれる、、ということです。