Illustrator10.0.3 Windows用のスウォッチパレットにはバグがあるようです。
線幅0.25[mm]、横4.75[mm]、縦4.75[mm]のパスからなる円を描きます。(論理的にもそうですが、これに
アウトラインを適用すると図形全体の大きさが横5[mm]、縦5[mm]であることが「情報パレット」によって確認できます)
しかし、この円をスウォッチパレットに入れて、再び外に出すと図形全体の大きさが横4.995[mm]、縦4.995[mm]になっています。この現象は四角形では発生しません。つまり円特有の問題と思われます。
対処法ですが、円をスウォッチパレットに入れる前に無色の四角形で囲んでから、スウォッチパレットに入れるという方法が考えられます。上記の例ですと横5[mm]、縦5[mm]の無色の四角形で円を囲むわけです。
私の場合、スウォッチパレットに入れる前も後も、情報パレットは4.838で一緒でした。
だから、この問題についてのバグは感じられません。
ところが、9.003に
アップデートしてから、何かにつけて、「w」が出現します。
例えば、この掲示板、614の最後のように、です。
この書き込みの途中でも、他の書き込みを参照しようと一旦別のウインドウを開いて、帰ってみたら付いていました。
デリートなり、バックスペースなりのキー操作で処理できるのですが、なんか煩わしいですね。
スウォッチのバグ 投稿者:スモールトーク 投稿日:2002/12/31(Tue) 17:12
「<」のような図形で先端の形状を「丸型先端」にしても同様の現象がみられます。
追加 投稿者:スモールトーク 投稿日:2003/01/09(Thu) 22:05
「<」のような図形で先端の形状が「丸型先端」の場合、
アウトライン化して取得した縦横のサイズ情報が間違っています。
スウォッチに入れて、再び取り出した図形の縦横のサイズ情報は正しいようです。
ということで今のところわかったことは、
「丸型先端」の図形は
アウトライン化しても正しい縦横のサイズはわからない。スウォッチを使うべきである。
円のような図形はスウォッチを使っても正しい縦横のサイズはわからない。
アウトライン化によって情報を得るべきである。
また、複数の図形を選択して移動した場合、個々の図形が微妙にずれることがあることも判明しました。
メニュー[オブジェクト][変形]にある「拡大 縮小」の設定はアクションパレットに登録可能ですが、そのオプションの設定は実際には再現されません。これは「線幅/効果も拡大縮小」で確認しました。