Illustrator CSのドロップシャドウについて

[7419]Illustrator CSのドロップシャドウについて 投稿者:リリ 投稿日:2005/01/26(Wed) 21:28
Illustrator CSのドロップシャドウについてお尋ねします。

ロゴ作成のテキストで勉強中の疑問です。
テキストのサンプルファイル上にあらかじめグラフィックスタイルが登録されていて、それを文字に適用するという手順なのですが、スタイルを適用した結果が、完成サンプルと同じようにならず、ドロップシャドウの部分が大きくグレーに膨張したようになってしまいます。

そのスタイルに登録されているアピアランスは、
<塗り>
塗りの色 #FFFF00
「ぼかし」(2mm)(効果→スタイライズの中のぼかし)
「光彩(外側)」(スクリーン、#165FF2、100%、1.76mm)

上記の<塗り>のオブジェクトに
「ドロップシャドウ」(乗算、75%、1mm、1mm、1mm、50%)
「ガラス」(15、10、霜付き、120%)

というもので、完成サンプルのオブジェクトは、うまくドロップシャドウになっているのですが、同じファイル上で操作しても新規に作成したオブジェクトにスタイルを適用すると、ドロップシャドウが影のようではなく、ベターッとグレーに膨張してしまいます。

それと、完成サンプルを選択してアピアランスの詳細を確認しようと、「ガラス」をダブルクリックすると、ガラス設定の画面が開く瞬間に、うまくできていた完成サンプルもドロップシャドウがおかしくなってしまい、「元に戻す」でも戻りません。

ファイルが壊れているのかと思い、環境設定ファイルを削除し、アンインストール、再インストールしましたが、現象は変わりません。

以前こちらで教えていただいた、以下のサポートデータベース
*http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?221834+002
も確認して、追加したフォントを減らしたりプラグインの再接続を行ったりしてみましたが、変わりません。

環境は、
windows XP
Illustrator CS(同ドライブ内にIllustrator8.0がインストールされています)

です。なお、テキストはIllustrator10前提のものです。

うまく説明できなくて申し訳ありませんが、このような現象についてご存知の方いらっしゃいましたらご教授よろしくお願い致します。
Re: Illustrator CSのドロップシャドウについて 投稿者:亭主 投稿日:2005/01/27(Thu) 00:03
一応再現してみました。
只、正しく再現できているかどうか、サンプル画像の添付がないので分りませんが、「ガラス」アピアランスもWクリックでダイアログも開くし、パラメータの変更によって再設定も出来ました。

と言うことで、理由・対策とも不明です。

既存のスタイルを適用、でなく新規のテキストに最初から効果のパラメータを順次積み上げていってもダメですか。

そしてそれを「グラフィックスタイル」パレットに新規登録(パレットのサブメニューで「新規グラフィックスタイル」し、それを新しいテキストに適用してみたらどうなりますか。
できないんです(泣) 投稿者:リリ 投稿日:2005/01/27(Thu) 00:42
亭主さん、早速のご回答ありがとうございます。

新規のテキストに効果のパラメータを適用してみたのですが、やはりおかしいです。

塗り→ぼかし→光彩→ドロップシャドウときたところでガラスを適用する前にドロップシャドウがおかしくなりました。

四角形に適用したファイルを添付しました。
たびたび恐縮ですが見ていただけたらと思います。
Re: Illustrator CSのドロップシャドウについて 投稿者:もり 投稿日:2005/01/27(Thu) 01:12
アピアランスパレットでドロップシャドウの位置を変更してみてください。多分光彩の部分にもシャドウが適用されているのだと思います。
それが・・・(泣) 投稿者:リリ 投稿日:2005/01/27(Thu) 08:44
もりさん、ご回答どうもありがとうございます。

アピアランスパレットでドロップシャドウの位置を、ぼかしと光彩の間に移動したら、きちんとなりました。

しかし、テキストの完成サンプルは、ドロップシャドウがおかしくなるアピアランスの並び順と全く同じなのに、おかしくないのです。

塗り→ぼかし→光彩(外側)でひとまとまり
その下に単独でドロップシャドウ
その下に単独でガラス、という設定です。

しかし、その完成サンプルも、一度アピアランスパレットのガラス効果をダブルクリックして効果の再編集を行おうとすると、ダイアログボックスが開く瞬間にドロップシャドウがおかしくなり、それ以降は元に戻らないのです。ガラス効果の再編集は行えるのですが。

また、さらにおかしな点として、完成サンプルのオブジェクトをコピー→貼り付けすると、貼り付けたものはドロップシャドウがおかしくなっています。
Altキーでコピーすると、おかしくなりません。

完成オブジェクトを拡大縮小してもドロップシャドウがその瞬間におかしくなります。

なお、アピアランスの効果は質問では簡略化させていただいたのですが、光彩(内側)と不透明度50%オーバーレイが設定されたひとまとまりの「塗り」の下に2ptの「線」が設定され、その下に質問に書いた効果が設定されています(塗りはグラデーションだったので質問では黄色にしました)。

そして完成オブジェクトを選択し、アピアランスパレットで、この上側の塗りや線を削除しただけでもドロップシャドウがその瞬間におかしくなります。


完成オブジェクトではドロップシャドウが光彩の下に設定されているのにきちんとドロップシャドウになっている点。
しかしその完成オブジェクトも、アピアランスの効果をダブルクリックするだけで、拡大縮小するだけで、コピーするだけで、おかしくなる点。

やはり大変わかりません。ファイルを添付します。度々すいませんが見ていただけたらと思います。
アピアランスパレットの下から3番目がドロップシャドウです。
よろしくお願いいたします。
Re: Illustrator CSのドロップシャドウについて 投稿者:もり 投稿日:2005/01/27(Thu) 18:00
結論から言うとCSだからですf^^;

全てを確認した訳ではありませんが…
10では光彩とドロップシャドウは順番がどちらでも効果の対象はオブジェクトです(ただしドロップシャドウが先だと光彩は見えなくなります)。
CSでは光彩の拡がり部分に対してもドロップシャドウが適用されます。同様に光彩が後だとドロップシャドウの外側にも光彩が適用されています(よく見ると光彩の位置がずれていますね)。

パフォーマンスを優先させた結果なのかもしれませんが、使い難いことは確かです。
ただ、ラスター系の処理であることを考えるとCSの処理でも違和感はないというか、むしろ正しいように思えます。
書籍?のスタイルは10用なので仕方ありませんが、通常使う上では「こうゆうものだ」と思ってアピアランスに新規塗りを追加して、個別に効果を適用すれば回避はできます。(10→CSのアピアランス属性は(も!)互換性は無いと思った方が安全のようです。)

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アピアランスパレットの並び順は適用の順番ですが、階層は塗りに対してか、線に対してか、或いは全体に対してかを表しています。
この辺は単純なオブジェクトでいろいろ試してみてください。
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>完成オブジェクトではドロップシャドウが
>しかしその完成オブジェクトも、アピアラ
確かにそのようになりますが、仕様の異なるVerの中身の問題なのでユーザのほうではなんともですね。
ありがとうございました!! 投稿者:リリ 投稿日:2005/01/27(Thu) 18:32
もりさん、ご回答ありがとうございました。

CSと10の違いなんですね。

不正終了したり、ぼかし(ガウス)を適用したオブジェクトを別ファイルにコピー貼り付けするとぼかしがなくなったりと、おかしなことが続いていたので(これは以前こちらで質問させていただいて環境設定ファイルの削除で解決しました、ありがとうございました。)、Illustratorが壊れてしまったのかと、お小遣いはたいて買ったのに・・・と涙が出る思いだったので、CSの仕様とお聞きして大変安心しました。ほ~っ

これからはIllustrator「CS」として勉強していきますf^^;
お忙しいところご確認いただき、ご丁寧な回答本当にありがとうございました。

これからもお邪魔させていただくことと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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