紙はなぜ多くの種類があるのでしょうか?
ところで紙の種類はどれくらいあるのでしょうか。
紙の分類は、まず「紙」と「板紙」に大分類され、さらに「新聞巻取用紙」「非塗工印刷用紙」「塗工印刷用紙」とか「段ボール原紙」などの用途別に品種ごとに分類されており、さらに例えばアート紙、コート紙などに区分され、最終的にはそれぞれ坪量、寸法別に、かつ平判・巻取別にきめ細かく分けられます。
その数は、紙・板紙の品種分類表(該当品種の説明含む)にある原紙ベースで120種類あまりですが、さらに坪量、サイズ(断裁寸法)別に分けると、製品規格数は標準規格だけでも25万種以上あるといわれています(世界大百科事典「紙・パルプ工業」から)。
大変な数ですね。それだけニーズがあるということでしょう。
(2010年1月1日)
参考・引用資料
- 世界大百科事典(第2版 CD-ROM版)…日立デジタル平凡社発行