日本製紙連合会 機関誌「紙・パルプ」への執筆を終えて

昨年(2002年)4月から日本製紙連合会の機関誌「紙・パルプ」(月刊誌)に、「」(メインテーマ)を執筆、連載しておりましたが、この2003年10月で終わりました。ご愛読ありがとうございました。なお、機関誌発行元のホームページ日本製紙連合会も、どうぞご高覧ください。

 

そのサブテーマと記載月は下記に列記してありますが、機関誌「紙・パルプ」には毎号、「編集後記」が載っております。執筆、連載の開始号および最終号の「編集後記」には私のことが紹介されており、思わず感動いたしました。その筆者は中川好明さん(編集長)です。

 

当該「編集後記」の掲載を快諾していただきましたので、ここに収録いたします。わたし自身、病気上がりで不安がありましたが、よく一年半近くも続けられたものだと思います。いろいろの方々から概ね好評との評価をいただきましたが、この10月号は最後の連載を終え、ほっとするとともに感慨深いものがありました。その上、中川さんから望外のお褒めの言葉をいただき思わず涙ぐんでしまいました。改めて、このようなチャンスを与えていただいた中川さんに感謝しております。本当に有難うござました。自信がつきました。

(2003年11月1日付け)

 

2002年4月号(連載開始号)の「編集後記」

 

今回から技術のコーナーで「」を書いていただく中嶋さんは、製紙会社でセールスエンジニアとして長い経験をお持ちの方ですが、今は退職されて、故郷の米子に戻られています。

実は製紙会社勤務の頃に執筆をお願いしようと思っていましたが、ご病気、退職などで、お願いするタイミングを逃して残念に思っていました。

ところが、「紙への道」(http://homepage2.nifty.com/t-nakajima/)というホームページをたまたま見つけて、ご依頼しましたら、こころよく引き受けていただきました。中嶋さんのホームページは、和紙産の訪問記もあったりで、結構充実していますので、是非一度ご覧いただければと思います(中川)。

 

2003年10月号(連載最終号)の「編集後記」

 

長らく連載を続けていただいた中嶋さんの最終回ですが、連載開始号の昨年の4月号の筆者を紹介する編集後記を読み返していますと、読者の皆さんにお伝えしていないことがありました。

中嶋さんのHPご覧になった方はご存知だと思いますが、実は脳卒中のために利き腕の右手がこ不自由で、左手だけでパソコンを操作されておられるのです。

当初は、連載を続けていくことが出来るかどうか少し自信がないようでしたが、丁寧な解説の文章を毎回きちん、きちんとご提出いただき、編集者にとっては大変ありがたい執筆者でした。また、中嶋さんのHPの内容ともども掲載記事の評判を聞かれた方が何件かコンタクトをとってきたと聞いております(中川)。

 

なお、日本製紙連合会 機関誌「紙・パルプ」に2002年4月から2003年10月まで連載(但し、2003年1~3月は休載)、執筆しましたメインテーマ「」で、そのサブテーマと記載月は次のとおりです。

 

年 月 サ ブ テ ー マ
2002年4月号 「紙は素晴らしい素材であり、商品です」
5月号 「それでもトラブルは発生する!!」
6月号 「平時およびトラブル発生時の対応」
7月号 「トラブル対応、その前に(1)…測定機器の準備を」
8月号 「トラブル対応、その前に(2)…知っておきたい紙の基本品質Ⅰ 」
9月号 「トラブル対応、その前に(3)…知っておきたい紙の基本品質Ⅱ 」
10月号 「トラブル対応、その前に(4)…知っておきたい紙の基本品質Ⅲ 」
11月号 「トラブル対応、その前に(5)…知っておきたい紙の基本品質Ⅳ 」
12月号 「トラブル対応、その前に(6)…知っておきたい紙の基本品質Ⅴ 」
2003年4月号 「トラブル対応、その前に(7)…印刷の基礎知識Ⅰ 」
5月号 「トラブル対応、その前に(8)…印刷の基礎知識Ⅱ 」
6月号 「トラブル対応、その前に(9)…紙と印刷適性についてⅠ 」
7月号 「トラブル対応、その前に(10)…紙と印刷適性についてⅡ 」
8月号 「トラブル対応、その前に(11)…印刷トラブルの全体を知るⅠ 」
9月号 「トラブル対応、その前に(11)…印刷トラブルの全体を知るⅡ 」
10月号 トラブル対応、いよいよ本番です(完)

更新日時:(吉田印刷所)

公開日時:(吉田印刷所)