◎米子市周辺の基地、工場見学ツアー人気
(出所)山陰中央新報社「山陰中央新報」(2007年12月12日付)から
(山陰中央新報-ホームページ参照)
鳥取県と米子市観光協会が新たな観光メニューとして十一月から売り込んでいる同市周辺の自衛隊基地二カ所と製紙工場を十一日、東京発の観光ツアー客が見学した。大人向けの社会科見学をイメージした企画で、旅行業者が商品化。基地や工場の見学というユニークな趣向に来年三月末まで予約が詰まっているといい、同協会の担当者は「予想以上の反響」とほくほく顔だ。
ツアー客二十八人が訪れたのは航空自衛隊美保基地(境港市)と陸上自衛隊米子駐屯地(米子市)、王子製紙米子工場(同)。県などはほかに米子市水道局の見学も売り込んでいる。十一月にも香川県のツアー客が訪れ、今回は二回目の受け入れ。
十一日の同工場見学で、ツアー客は幅八メートル、直径最大三メートルの巨大な紙のロールや、時速九十キロの速さで紙が流れる製造ラインに興味津々。一風変わった企画に引かれて参加した埼玉県白岡町の細田益栄さん(65)は「ただただ、びっくり」と話していた。
観光客の見学受け入れは初めてという同工場の宮地学工場長代理は「工場見学が地域の観光振興に役立つなら、うれしい」と企画を歓迎していた(右写真は巨大な紙のロールを興味深そうに眺める観光ツアー客=米子市吉岡、王子製紙米子工場…同新聞から)。
◎大人の社会見学
(出所)中海テレビ放送【CHUKAI TV Web】から(地域のニュース…動画と記事)
東京からやってきたツアー客が11日、米子市内の工場を見学するなど、一味違う観光を楽しみました。このツアーは、鳥取県文化観光局や米子市観光協会が、鳥取県をもっとよく知ってもらおうと、旅行会社と協力して、今回初めて実施しました。この日は、東京からのツアー客28人が、王子製紙米子工場を訪れ、紙をつくる工程を見学しました。参加した人たちは、担当者に質問するなどして、紙の出来るまでに理解を深めていました。
このツアーは他にも、米子市の自衛隊や水道局を見学するコースもあり、今年3月ごろまで実施されます(12月11日 大人の社会見学参照…動画もあります。ご覧ください)。
◎日本経済新聞にも紹介
(出所)日本経済新聞地方版(2007年12月29日付)
日本経済新聞地方版(2007年12月29日付)にも紹介されました。「大人達の社会見学」と銘打ったツアーで、王子製紙米子工場(米子市)や航空自衛隊美保基地(境港市)を巡る。塗工紙の国内生産量の1割を占める王子製紙米子工場では、直径3m、幅8mの巨大な紙ロールの見学が目玉だ、とあります。
注
- 山陰の旅・鳥取県・米子市観光協会ホームページに「大人達の社会見学」があります。この案内に「紙は木からつくられます。環境にやさしい紙造りの工程を見学。王子製紙米子工場を見学します。米子工場はパルプから抄紙・塗工工程まで一貫体制の高級塗工紙専抄工場です。環境管理システムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得するなど「環境にやさしい工場」として認められています。そのパルプから紙が出来るまでの工程を見学しますが、直径3m、幅8mの巨大な紙のロールにするのは圧巻」とあります。
- なお、全国の見学可能なエネルギー関連施設・工場および科学博物館などをまとめたホームページがあります。そのなかにエネルギー環境を学ぶ!体験する!施設として王子製紙(株)米子工場が掲載されています(施設見学ガイド・王子製紙(株)米子工場参照)またエネルギー環境教育情報センター ホームページもご覧ください。
(2008年1月1日付記載)