フォントの認識
「CoolType」というフォント認識・管理エンジンを別に持ってますが、
それ自体がアプリ毎に若干仕様が異なっているために、
フォントによっては挙動が異なったりします(^^;
その「約物&俗字」フォントの種類や出処がわからないのですが、
おそらくAI8のCoolTypeとの相性が悪いのでしょう。
原因については、そのフォント制作者に問い合わせるしかないでしょうね。
その「約物&俗字」の PostScript 名が日本語になっている場合があります。
確認の方法として、
C:\Program Files\Common Files\Adobe\TypeSpt フォルダ内の AdobeFnt.lst というファイルを
エディタなどで開いて「約物&俗字」のフォント名(ワードなどで表示されるフォント名)を探して下さい。
見つかりましたら、その近辺の「FontName:」で始まる行を探して、
この「FontName:」の後ろに続く名前が日本語(例えば、FontName:約物&俗字)のようになっていたら
Illustrator では認識されません。
このとき、「FontName:YakuZoku」のように欧文(アルファベット)名に書き換えて保存すれば
一時的に認識するようになると思います。
または、ここの常連さんの「とろやん」さんの Web Site のトップページから「オマケ」のページにある
「■Windows版Illustratorでふみゴシックを使う」でも同様の処理をすることが出来るようです。
http://www.trojanbear.net/
もし、見つからない場合、または「FontName:」のうしろに続く名前が「欧文(アルファベット)名」で
書かれている場合は別の原因です。
「AdobeFnt.lst」はテキストデータですので、この「AdobeFnt.lst」データを
読み込み、編集、テキスト形式で保存さえ出来れば
「メモ帳」でも「Word」でも、何でもOKです。
また、ご指導よろしくお願いします。
イラストレーターの必須ファイル、Fontフォルダに入れた「TrueTypeフォント約物&俗字」と
同じフォルダの中にある「AdobeFnt.lst」の2つファイルを削除する。
「AdobeFnt.lst」ファイルが削除された場合、Illustrator が起動するときに
更新された新しい「AdobeFnt.lst」ファイルが自動で作成されますので心配はいりません。
【参考】
TrueTypeフォントは、「パソコンの設定/コントロールパネル/フォント」にインストールします。
AI8 の「CoolType」というフォント認識・管理エンジンを使うのは、
イラストレータにCDにオマケでついてくる PostScriptフォント(.pfb、.pfmの拡張子のついたのフォント)を
イラストレーターの 必須ファイル\Font のフォルダ
または C:\Program Files\Common Files\Adobe\Fonts\Reqrd\Base のフォルダに
コピーして使うのが一般的のようです。