私のところでは、Centaur Expertを使って

1.普通に数字を入力すると、OSFになる
2.普通に小文字を入力すると、SCになる

のですが、他のフォントで数字や小文字を先に打っておいてからCentaur Expertにフォントを変更しようとすると、ピンクの■に
なりますね。
字形パレットの情報を見ると、どうやらInDesign2はExpertの文字を
Unicodeの外字（私用領域）の文字として認識しているようです。
Centaur Expertの数字などを他のフォントに変更しようとしても
ダメですね。
入力受け付けはASCIIで、内部的にはUnicodeの私用領域ということか？
私のところにはCentaur Swashもありますが、これも同じでした。

対策？　字形パレットでチクチク打っていくしかないんじゃないかなあ。
なお、私はCSを持っていませんし、勤務先にもありませんので
CSでどうなっているかを試すことはできないです。体験版を
入れてみよう！　という気にもなれないです。ごめんなさい。
なお、私はInDesignのフォントフォルダにフォントを入れて
使っています。OSのフォントフォルダには入れていません。

# ところでCentaur、いい書体です……。

braiha さん
フォローありがとうございます。こちらでも確認できました。

さらに試したところ，Centaur（Expertじゃない方）で
“欧文合字”をチェックしたまま "difficult" と打ち込むと，
ffi が勝手に合字になりました。また，小文字を打ったあと，
選択して“スモールキャップス”を指定するとその通りに。
どうやら Expert は単独で使用するものではないようです。

では OsF はというと…やり方が不明です。文字パレットから
“OpenType機能”→“オールドスタイル数字”を選んでもダメでした。まぁ当たり前ですけど。
“字形パレット”を表示してもダメです。書体そのものを Expert に切り替えれば
打てなくもないのですが，なぜか文字が小さくなります。困ったなぁ…。

# いい書体ですよね。ヴェネチアン系はシチュエーションが限られてきますけど。

追記です。

合字（リガチャー）は，fi，fl のみ働きますね。ff　はダメです。
ffi，ffl は fi と fl の部分だけが合字になります。

さらに追記。上記の合字やスモールキャップは，
欧文書体ならどんなヤツでも一応そうするみたいです（笑）。
もちろんダメなヤツもありますが，ローマン体ならほぼOK。
喜んだ私がアホでした…。

最終報告。

どうも「テキスト選択」→「書体変更」という方法では，
Expert 文字の入力はムリのようです。
「合成フォント」で数字を OsF にしようと思ったんですが，
それもダメでした。しかし，以下のようにすれば可能です。

「テキスト選択」→「カット」→「書体を Expert へ」→「同じテキストを手入力」

「ペースト」だと，書体を維持したままペーストしてしまうので
ダメですね。あぁめんどい…バグじゃないかなぁと思うんですけど。
あと「文字揃え」を「欧文ベースライン」にしないと，
書体によっては揃いませんのでお気を付けを。

ついでに言っておきますと，fi と fl の合字および
スモールキャップスは，InDesign が機械的に処理してるようです。
合字は Expert のものとほぼ同じで満足できます。
ffi，ffl もやってくれればねぇ…。
スモールキャップスは大文字を単に縮小するだけのようで，
線が細くなってしまいます。