泡のような網点

特殊な網点についてお伺いしたいことがあります。
網点とは通常ひとつひとつがベタになっていて、
その集合体で階調を表現しますよね。
しかしその網点自体に、
グラデーションのように濃淡がついたものがあると聞きました。
はたして本当にそんなものが存在するのでしょうか。
もし存在するとしたら、どのような名称の網点なのでしょうか。
雲をつかむような話で申し訳ないのですが、
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただけると助かります。
よろしくお願いします。
» グラビア印刷のことでしょうか?
» カラープリンタの仕様にある2400dpi×600dpiのことを質問しているのでしょうか? 600dpiのプリンタのトナーに4階調持たせることによって、2400dpi相当の出力結果を出すことができます。このことでしょうか?
外していたらゴメンナサイ
» >しのださま
グラビアってそういう網点なんですか。
今度じっくり網覗いて見ます。
てっきりオフセットと同じものなのかと。

>茶尾さま
なんか商業印刷物での話みたいです。
ありがとうございます。
» アルマジロさんのお話にあるような技術が本当に存在するなら、
その開発者はとても勇気のある冒険家です。
別の意味での尊敬に値しますね。

網点の再現が安定しているCTPの普及や精度のよい、品質管理の行き届いた液晶ディスプレイの登場で、プリプレス、プレスの一貫したカラーマネージメントということが可能になりましたが、それでもプレス部門のインキ、用紙など材料による誤差、それぞれの印刷機械固有のドットゲインなどが管理上、最後の牙城としてあるように思われます。

網点に、さらにグラデーションを施す、というのはもしかすると、
この最後の牙城を突き崩すために考えられているのかもしれませんね。

今は、網点に限っていうとFMスクリーンなどが話題、ぐらいなものでしょうか。
» 質問の答えに合っているかどうか分かりませんが、グラビア(グラビヤ)印刷は凹版印刷の一種で、版のへこんだところにインクがのり、紙に転写します。そのへこみの深さで濃淡が出ます。オフセット(平版)印刷が出てきて、最近はあまり見られなくなりましたが、新しいグラビア印刷の技術が開発されて、また脚光を浴びてきていると聞いています。
» タイトルの「泡のような網点」というのがどんな状態を指しているの
かわからないですが、FMスクリーニング網点がひょっとしたら泡の
ように見えることがあるかもと思いました。

FMスクリーニングは、インクジェットプリンターのように点の密度
分布で濃淡を表して製版する方法で、印刷オフセット印刷機ででき
ます。
http://www.tomi.co.jp/fm.html

ちなみに「FM」はラジオのFM(=周波数変調)と同じで、これに対
して通常の網点による製版を「AMスクリーニング」(AM=振幅変調)と言ったりもします。

季刊『d/SIGN』誌などがこの方法で印刷されていたりします。
# 試してみたいけど対応できる印刷屋さんが近場にない…
» スノーフレークです。(^^;
» 泡のような網点について。
FMスクリーンで間違い無いよう思われます。
20ミクロン程の小さな網点をランダムに吹き付けたようになります。
ランダムなのでモアレの心配がありません。
などの細かい模様が精細に印刷できます。
Macのデータは普通のEPSデータでかまいません。
FMスクリーンを製版・印刷できる会社に依頼して刷ってもらわないとなりません。
» 私は、msg.007=匿名さんの
> スノーフレークです。(^^;
に一票入れたいなあ。

# 質問者はもっと詳しく(どういう状態の時に、どういう人から聞いたのか、とか)書かないと
 まるで『なぞなぞ遊び』のようだ。

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