雑誌入稿

お世話になります。
この間、雑誌入稿したところデータチェックした代理店より2カ所不備を指摘されてご相談にきました。

画像(フォトショップ)の総網点量(TAC値)が300%以下でない画像がある。

ICCプロファイルが埋め込まれているものがある。

この2点です。

どうすれば、データを問題なく入稿できるのか。
この画像は、クライアントからいただいた画像データだったり、ポジをサービスユーロでスキャニングしたデータだったりします。

こちらの環境は、
OS9.2
フォトショップ6.0
制作したアプリケーションは、イラレ8.0.1です。

よろしくお願いいたします。
» 300%ってのは、きびしいなぁ
新聞みたいですね

簡単な方法を書きます。
決して最善策ではありません

カラー設定で、CMYKをカスタムCMYKにします。
インキの総使用量の制限を300%にします。
色分解の種類はUCRのほうがいいと思います。

画像をLabモードに変換します。
画像をCMYKモードに戻します。

以上。

これを、
ICCプロファイルのチェックをはずして
別名保存します。

くりかえしますが、
簡単な方法です。
最善策ではありません。
» 早速、回答していただきありがとうございます。

次の入稿が来週なので早速これでやってみます。
» 簡単な方法でとりあえず入稿することにしたのですが
簡単ではない方法というのがありましたらぜひ、お教えください。
よろしくお願いいたします。

あと、画像をLabにするのはなぜなんでしょうか?
» 簡単な入稿って[にょ~]さんが
書いているからって、これは
簡単  な入稿ではないです。

まずは[ノンキ]さんがその結果を
レポートすべきです。

あなたのそのままのデータと
[にょ~]さんのデータのちがいは目で確認しましたか?
どこか 違いましたか?

CMYK各フィルムのボリューム確認しましたか?

ーーーーーーーーー
くりかえしますが、
簡単な方法です。
ーーーーーーーーー

って[にょ~]さんが言ったこと解りますか?
» お世話になります。

CMYK各フィルムのボリューム確認しましたか?

確認しました。明らかに違います。

でも、その違いが、良いのか悪いのか分かりません。

小さなカット写真なので(3×3cm)自分でやろうと思っていたのですが
やめた方がよいのでしょうか?
本当に困りました。
» ちわちわ~

>簡単ではない方法というのがありましたらぜひ、お教えください。

これはもう、トーンカーブで1つ1つの画像を、
300%を守って色味をできるだけ失わないように、
個別に調整するしかないです。
結構な経験と技術と手間が必要になります。

そういうのを省いて、
写真の質を2の次にした、作業の簡略化優先の方法ですよ
という、簡単です。
当然、個別に調整したものよりは、
画質が劣っちゃいます。
だから、最善の策ではないですよ~です。

しかし、300%程度ならということで、UCRを薦めましたが、
GCRのほうがよかったかどうかは微妙ですね。
250%あたりなら、GCRかと思うんですが、
さてどうなんでしょう……

>あと、画像をLabにするのはなぜなんでしょうか?

それは写真を一端、CMYKモード以外のモードに変換するためです。
カラー設定をカスタムCMYKにするだけでは、写真内で使われている画素は変化しません。
一端、別のモードに変換し、再びCMYKモードに変換することで、カスタムCMYKで設定された条件のCMYKデータになります。
今回の場合は、総インキ量が300%ですね。

Labモードを選んだのは、Labモードが、デバイスに一切依存しないカラースペースで、
非常に色域が広く、モード変換の際に失われる色がないからです。
これがRGBモードだと、CMYKの色域の一部はRGBでは再現できないため、色が失われる可能性がであります。

そんなわけで、一端Labモードに変換し、さらにCMYKに戻しているんです。
» > やめた方がよいのでしょうか?

すいません 読み返してみたら
かなりキツイ文面でした ごめんなさい

やめないでくださいね
どんどん試行錯誤してください

とりあえずこんかいのにょ~さんのとこだけ
プリントするって事で
» こんにちはmasa@dです。

解決方法とは関係ないのです が、
こういうものがありましたので、

「雑誌広告入稿・データ入稿仕様書」の中に、
●4色掛け合わせ部分(含画像)の総アミ点量は、CMYK4版合計で300%以下です。

●画像データはICCプロファイルの埋め込みチェックを外してあります。

という項目があります。それ以外にも細々チェック欄があるのですが、
代理店の方でこの仕様書に準じてチェックを行っているのかもしれませんね。
自分も雑誌広告の仕事で初めてこの存在を知った口なんですが。

社団法人 日本雑誌協会
http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/index.html

こちらから仕様書のPDFをダウンロードできるようです。

ご参考までに。
masa@d
» みなさん、いろいろとありがとうございました。

一度、やってみて出来上がりを報告します。小さいサイズですが。

あと、トーンカーブは怖いのでやめておきます。

雑誌広告の入稿は経験している方だと思っていましたが
代理店のチェックが厳しくなって本当に大変です。
» というか、日本雑誌協会の仕様書自体にいろいろ穴や問題があるんだけどな。
自分たちが責任を取りたくないから言い逃れてるだけって感じでどうも気にくわない。
» 通りすがりさん:

せっかくだから日本雑誌協会の仕様書のどこに穴や問題
があるかを指摘していただくと、情報量豊かないいレス
になったのになあ、と思いました。
» 私も「JMPAカラー準拠フルデータ制作ルール」を拝見しました。

私は穴という気はしませんが、雑誌広告は製版事故が大きな損害なのでルールを策定したのでしょう。

1.文字を全てアウトライン
2.Illustratorが 5.0~9.0.2まで
3.Mac OS 9.2.2まで

文字を全てアウトライン…ヒント情報が無くなって文字潰れてしまいそうですが。受け手にとっては過不足でトラブルになる心配はないでしょう。フォントフォーマットや対応書体が複雑なので、簡潔にするためこういった流れにしたのかもしれません。

気になったのは、記載されていないアプリケーションは使用しないという情報もあった方がいいかも知れませんね。

私的には、PDF入稿ガイドラインが出来ればいいのではないかと思っています。

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