どんでんって?

最近会社を変わりました。で、
前の会社では4c4cの例えば横使いのチラシ
おもて分うら分と分けて(CTP)出力せず、
一枚の刷版に尻あわせで裏と表を面付けしたものを
どんでん”と呼んでいました。
ところが、今の会社は尻あわせで一丁断ちな場合を
どんでん”と呼んでいるみたいです。
縦使いの時は刷版センターを挟んで左に表、右に裏で
中心で断裁してるので“どんでん”だと思うの
ですが、
上記のおもて面を尻あわせ、
うら面も尻あわせのことを
どんでん”と呼称してもいいのでしょうか?
» 001
どんてん」だから
» 002
2chからの釣りでしょ
» 003
どんてんは別名打ち返しといいます。
というより、こちらが正式です。
どんてんは俗称。
もちろん対義語は本掛けですね。
(AとBを別々に出力する)

AとBを別々の版に出力すると
4cなら8版必要ですが、
どんてんなら、AとBを左右に並べるので
4版で済みます。
刷版代がうくのと、版替えの必要がない
というメリットがあります。
しかし、面数が少なくなる訳ですから、
同じ実数なら、本掛けより多く印刷機に
紙を通す必要があります(通し枚数が多くなる)
ですので、大ロットには向きません。
部数の少ないチラシどんてんにしたり。
ページものでも、大ドブをあけて表の折を並べたりします。

AとBを並べて焼いて、版はそのまま。
一度通した紙をひっくり返して通す。
これがどんてんなので、合わせか合わせか
は関係ありません。
ドブの有無の関係なく
単に絵柄が一断で行けるかだけです。

なお、どんてんは左右にひっくり返しますが、
上下にひっくり返すのをダルマどんてんといいます。
この場合、紙に対して上下も真ん中
つまり、左右ど真ん中に焼く必要があります。
» 004
訂正

>ドブの有無の関係なく
>単に絵柄が一断で行けるかだけです。

ドブの有無は、どんてんには関係ありません。
ドブなしだと断裁が楽なだけです。

という趣旨でした。
» 005
>>通りすがりさん
ありがとうございました。
まさにそんな感じです。
枚数が少なくて工場に余裕のある時に
その“打ち返し”にしてるようです。
あと引っ掛かったんですが、
アタマあわせ尻あわせではなく
あわせあわせが正式な呼称なんでしょうかね?
» 006
>同じ実数なら、本掛けより多く印刷機に
>紙を通す必要があります(通し枚数が多くなる)

いや、同じ丁数なので一緒w
菊半4丁と菊半2丁+2丁(=4丁)どんてん

>上下にひっくり返すのをダルマどんてんといいます

オフセットで『ダルマどんてん』って使う機会があまりないけど、活版印刷では常套手段。簡単に殖版できないし、版数増やすと費用がかさむしで、1/0刷どんてんをよくやるよ。
例えば、葉書サイズなら、往復葉書サイズの原紙を作って、左右どちらかに1丁刷って、紙を180度ひっくり返してそのまま刷る。当然2丁の場合より通し枚数は倍になるし、クワエと針元も2カ所になる。
CTP出力なら好きなだけ付けれるし、良い時代になったもんだ。

> 正式な呼称なんでしょうかね
正式な用語名って、ありそうでなさそう。
オイラも知りたい。

どんてん』って言うけど、
どんでんがえし』から由来してて、『どんでん』が訛って『どんてん』だと伝え聞いた。正誤は不明。

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