Illustrator CS3のスポイトツールの挙動がおかしい

LeopardとIllustrator CS3の環境です。

たとえば、
C100, M50, Y0, K0
のオブジェクトを作成し、
「あいうえお」とK100でかなを打ちます。

「あいうえお」を選択した状態で
スポイトツールでオブジェクトを吸わせると、
カラーパレットはC100, M50, Y0, K0なのですが、
見た目はK100なのです。
不思議です。

いつもこういう症状になるわけではないのですが、
最近増えてきたように感じます。
Adobeサポートデータベースには同様の症例は無いようですし、
検索エンジンでも見あたりませんでした。

スポイトツールオプションはすべてチェックしてあり、
「点から抽出」となっています。

同様の症状の方いらっしゃいませんか?
よろしくお願いします。
» 001
原因は解らないですが、症状は再現できました。

スポイト抽出ツールオプションのアピアランスにチェックを入れると、
アピアランスの階層が閉じられて、「アピアランス」「文字スタイル」「段落スタイル」の
3つのみが表示されます。

その状態でスポイトツールを使うと、選択しているテキストオブジェクトに
「文字」の他に「塗り」というアピアランスが追加され、
二重に色がつけられた状態になります。

見た目は黒ですが、出力するとC版、M版にもアミ点が出力されます。

一度初期設定ファイルを作り直してみてはどうでしょうか。
» 002
塗りが文字の下になってるから。
アピアランスを見てみるといいよ。
» 003
仕様だと思ってました。
文字列は他のオブジェクトと違い、最初からグループ化されたオブジェクトのようです。
1文字1文字がグループ化されて文字列になっている、そんな状態ですね。

K100のオブジェクトを複数用意し、グループ化します。
そのグループに対して同様にスポイトツールでM100 M50 Y0 K0を吸い取ってみれば同じ事が起きますよ。
(これは、グループに対してスポイト分を適用しているからでしょう)

文字の場合は、あらかじめ文字の色を透明にしてスポイトするのが安全でしょうね。
スポイトに限らず、文字に効果やアピアランスの追加をする場合は、文字を透明にしてからが安全だと思います。
» 004
みなさん、レスを頂き感謝します!

上記をいろいろやってみました。
分かったこと、未だ分からないこと等ありますが、
よく考えると私のやりたいことはただひとつ、
「線と塗りの色を抽出、適用する」ということでした。

スポイトツールオプションの「アピアランス」→「塗り・線のカラー」だけにチェックを入れることで、望んでいたことはできました。

お陰さまで、効果やアピアランスを適用する際の注意点も分かりました。

つまり、やりたいことに合わせて「スポイトツールオプション」の設定をおこなうことが肝心だと思いました。

本当にありがとうございました!

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