Indesignの文字組みについて

Indesignのアキ量設定を解説している参考書があるのですが、見出しが「括弧を半角扱いにして英数字と和文の文字間を八分アキにしたい」というものでした。その設定方法として、デフォルトの「行末約物半角」を元にして、「半角数字」「欧文」の前後を前後を八分アキ(調整時にベタ~八分)、ここはわかるのですが・・・、「はじめ括弧類」「終わり括弧類」を最適八分アキ(調整時にベタ~八分)に設定したセットを紹介していました。 見出しには、「括弧を半角扱いにして英数字と和文の文字間を八分アキにしたい」とあるのに、どうして「はじめ括弧類」「終わり括弧類」を八分アキ(調整時にベタ~八分)に設定したセットを紹介しているのか意味がよくわからず、出版社に質問してみました。帰ってきた回答が、見出しを「括弧を八分アキ~」としてしまうとわかりにくいので半角扱いとしているだけです。実際には、「半角相当」で半角だと詰まり気味になるので八分アキにしています。というものでした。この回答もあまりよくわからず、もう一度ここで質問してみることにしました。このような大雑把でいいのでしょうか?!よろしくお願いします。
» 001
その見出しで、何の本かわかりますが(^^;
英数字の前後には八分アキを入れるのに、括弧類はベタにするという設定が必要な組版は、あまり一般的だとは思えません。
本が解説しているのは、一見難しそうに見える文字組アキ量設定の設定方法にすぎませんが、初心者が記述通りに設定すれば、割ときれいな組版ができるのではないかと思います。
数字のアキ量の最適値を八分にしておきながら括弧類を半角固定したいのであれば、あとは記述を参考にご自分で設定すれば良いことでは?
» 002
回答ありがとうございます。
どの参考書かわかりましたか・・・?!

帰ってきた回答の、見出しを「括弧を八分アキ~」としてしまうとわかりにくいので半角扱いとしているだけです。
というのは、初心者にはまだそのへんの意味合いがよくわからいのでよけい混乱してしまうのではないでしょうか?
見出しは「括弧を半角扱いにして英数字と和文の文字間を八分アキにしたい」
なら、括弧の最適値を八分アキに設定する・・・というのがDTPではというか、一般的な文字組みの常識なのでしょうか?
» 003
大橋幸二さんの「Adobe InDesign 文字組徹底攻略ガイド」ですね。
文字組の世界に「常識」は、ないと言い切ってしまうと語弊がありますが、全てのケースにあてはまるような「標準」は作りづらいと思います。
そのへんは、同書籍の最初の方の文章を読むと、ためになるヒントが丁寧に解説されているかと思います。
その意味で、英数字の前後は八分あけておきながら括弧を半角固定にするようないわゆるレアケースはあえて設定せず、ご指摘の見出しではあっても、書籍の記述通りに設定すれば起こし括弧の前と受け括弧の後には八分アキが入るようにして、文字組がより自然に見えるものを紹介しているのだと思いました。
» 004
そうです。
大橋幸二さんの「Adobe InDesign 文字組徹底攻略ガイド」です。
文字組みは、あいまいなところがあるというか・・・
全てのケースにあてはまるような「標準」があった方がわかりやすいのかもしれないですね。

だけど、急いでいるときなどは「見出し」をみて設定
方法を決めたりたりするので、なにか自分の作りたい文字組みとは別の設定を作ってしまいそうで、やはりそこのところは正確に表現してほしいと思いました。
» 005
文字組みの標準は「あるようで実はない」のが正解です。

「これは絶対やっては駄目」(行頭・行末禁則など)こそは
あるものの、「これでいい」「このようなルールだ」と
いう指標については、出版社・出版物ごとのルール(ハウス
ルール等)によって変わってくるものになります。
なので、標準と呼べる前提のものを「どれ」と考えるところ
から始めなければなりません(JIS X 4051は規格化された組版
ルールですが、あれも絶対的なものであるとはいえません)。

また、行中に出てくる前後の文字の組み合わせ、行全体に出て
くる全体を見て、最終的にどこを調整すればいいのかというと
まさにケースバイケースになることがあります。
たとえば「欧文だけ」「和欧が混在している」「括弧類ばかり
出てくる行」それぞれでは、すべて組み方が変わってきますし、
調整方法もやはり変わるものとなります。
それらを統一するのがハウスルール、そして個々のケースでは
オペレータや編集者等の経験則等による判断(つまり、あいまい
なもの)に委ねることもあるため、それこそ「完璧な標準」は
出てこないと考えるのが自然かもしれません。

InDesignの文字組み設定についても、あくまでもInDesign自身が
自動で行える処理「だけ」を設定できるものになるので、最終的
には試行錯誤で設定を作ったうえで「おおよその処理はInDesign
に任せる」程度のものと考えた方がいいと思います。
いきさんの仰ることと被りますが、「文字組み徹底攻略ガイド」
に出てくる各種設定も、あくまでも目的別の個別設定を掲載して
いるだけなので、最終的には自分で設定を組み合わせ、かつ動きを
確認した上で使うべきものであると考えたほうが良いでしょう。
» 006
あさうすさん
回答ありがとうございます。

文字組みについての「標準」についてはそのようなものだと理解できますが、

見出しは「括弧を半角扱いにして英数字と和文の文字間を八分アキにしたい」
なら、
見出しを「括弧を八分アキ~」としてしまうとわかりにくいので半角扱いとしているだけです。実際には、「半角相当」で半角だと詰まり気味になるので八分アキにしています。
というのは、すこし違うような気がします。
» 007
>このような大雑把でいいのでしょうか?!

↑↑これは、出版社というか、編集者の「方針や姿勢」のことを
言ってるわけですか? 要するに「雑」だと。

あと、「半角」っつーのは二分文字のこと言ってるのか
1バイトのこと言ってるのか。どちらなんでしょう。
どうもごちゃごちゃになってるような気がしますが。
» 008
ワークスコーポレーションさんの担当の方から、私へ回送されてきた質問メールへの回答でのことですので、私に対して感じたことだと思います。

見出しの付け方に対するニュアンスの違いだと思います。
いきさんが書かれていますが、設定上では見た目を重視して八分にしているけど、見出しは直感的にわかりやすいように半角という言葉を使っているということです。
とくめいさんは見出しを設定に合わせて付けないのは不親切だというご意見のようです。

元々はワークスコーポレーションさん経由で私に送られてきた回答に対することだと思います。メールで返信した内容そのものみたいですし…。

これ以上は掲示板を利用されている方にご迷惑になると思いますので、以降はワークスコーポレーションさんか私に直接メールをいただけますでしょうか?
» 009
えっ?!

ここの掲示板の「KOUJI」さんが
あの「Adobe InDesign 文字組徹底攻略ガイド」の大橋幸二さんだったのですか?
失礼しました。

ここの掲示板では何度か質問して回答を頂きお世話になりました。

今回のこの質問の見出しの件についてですが、不親切ということではなく、はじめて勉強する初心者にとっては、まだそのニュアンスの違いを理解できるかどうかということです。
ただでさえ、文字組みアキ量設定というと、複雑で難しいイメージがあるのですが、問題をよけい複雑にしているのではないかと・・・。
参考書がむずかしいと、それを調べるためにまた参考書を新たに買って調べたりしないといけなくなることもでてきます。
なので、参考書はわかりやすく簡潔なのが最もよいのではないかと思いました。
» 010
たしかに「不親切」と感じる人はいるでしょうな。「正確に表現してほしいと思いました」という意見があってもおかしくはない、と私も思います。
» 011
これにておしまい!

著者ご本人が、メールアドレスまで晒してこちらへ連絡をと書いてるのに、これ以上ここでやるのは失礼です。
終わりにしましょう。
ご意見のある他の方もメールでお伝えすべきです。

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