OSX Leopard+FujiXerox DocuPrint 625PSの動作
メーカーサイトを覗いたら、
http://download.fujixerox.co.jp/defacto/macos_x/macos_105.html#printer
PSプリンタにして、Leopardで多くの機種が動かないのも困りものですが、625PSは特に古い機種なので対応予定さえもなし。貧乏性ゆえ、せめてトナー類を使い切るまでは動いて欲しいので、対処方法がないか自力で調べてみました。IPプリンタとして使用するPSプリンタの場合、単にPPD設定に基づいてプリンタにデータを転送しているだけですから、動かないのも少々ヘン。そこでPPDをエディタで開き、中から気になった部分を削除して使ってみました。削除したのは、
129行~148行
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*% Begin uni-driver stripping
*%EFIFlags *InstalledMemory
*%EFIGroup *InstalledMemory EFPPInstallableOptions/Installable Options
*OpenUI *InstalledMemory/プリンタメモリ : PickOne
*DefaultInstalledMemory: 64MB
*InstalledMemory 64MB/64 MB: ""
*InstalledMemory 128MB/128 MB: ""
*InstalledMemory 192MB/192 MB: ""
*InstalledMemory 256MB/256 MB: ""
*?InstalledMemory: "
FieryXJdict /getfierysysdict known
{(%%OPT_MEM) FieryXJdict /getfierysysdict get exec }
{ (64MB) }
ifelse
= flush
"
*End
*CloseUI: *InstalledMemory
*% End uni-driver stripping
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メモリ問い合わせ部分を削除。これでTigerの時と同様に動くようになりました。
IPプリンタの設定方法は、http://support.fujixerox.co.jp/faq.asp?f=3777 に詳しいです。
蛇足ですが、もしかしたらWin2000のドライバでも動くのじゃないかと思って試したところ、これもOK。そこで、Mac用PPDとWin2000用PPDを比較したところ、なんと、上記部分の有無のみが異なっておりました。ってことは、Win2000用PPDで設定すればOKってことですよね。
私の使用環境ではこれで十分に動作してくれますが、Tigerと同様、
http://download.fujixerox.co.jp/defacto/macos_x/macos_104.html#printer
の欄外の動作制限は同じですので、お気をつけください。
このボードをご覧になっている方の中には、もしかすると同じプリンタを使っている方がいらっしゃるかもしれません。せっかく動くのにもったいなくて、ついつい投稿、でした。