2色のパッケージについて。
投稿日時:
[2375]2色のパッケージについて。 投稿者:しずく 投稿日:2001-05-23 22:19:00
はじめまして。いつもたいへん勉強させていただいています。
質問なんですが、2色(特色2色)でパッケージを制作しています。データはフォトショップ5.5で、グラデーションを使用していて、最終的にシアン版とマゼンタ版で版わけして、DICカラーチップを指定して入稿しています。
社内校正用にフォトショップ5.5で、DICカラーをCMYKで作った物と同時に制作しています。印刷したときに、版わけしたものと、DICカラーをCMYKで作ったものとでは、色に違いがでるんでしょうか?
うまくみなさんに伝わるといいんですがよろしくお願いします。
質問なんですが、2色(特色2色)でパッケージを制作しています。データはフォトショップ5.5で、グラデーションを使用していて、最終的にシアン版とマゼンタ版で版わけして、DICカラーチップを指定して入稿しています。
社内校正用にフォトショップ5.5で、DICカラーをCMYKで作った物と同時に制作しています。印刷したときに、版わけしたものと、DICカラーをCMYKで作ったものとでは、色に違いがでるんでしょうか?
うまくみなさんに伝わるといいんですがよろしくお願いします。
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[2381]Re: 2色のパッケージについて。 投稿者:シルク 投稿日:2001-05-24 08:45:00
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[2377]Re: 2色のパッケージについて。 投稿者:ほずみ 投稿日:2001-05-23 23:48:00
» 2376
[2376]Re: 2色のパッケージについて。 投稿者:ともやん 投稿日:2001-05-23 23:44:00
ぼくが理解した範疇で語るとすると…
通常、紙面上の色は『CMYK』のたった4つの基本原色(インキ)を
つかって、ただ塗り重ねるパターンを替えることで、大抵の色を
作り出していくものですよね。でも、あくまで作ることのできる
色の数には限りがあって、たとえば光り輝く金色や銀…は極端な
例として、CMYKを混ぜるだけでは再現できない色があるものです。
そこで、「特色」とよばれる特殊なインキ、その代表例がDICなのですが
安価につくることができる、C,M,Y,Kの各インキよりもちょっと贅沢に
練り作られたそれら「特色」をもって、紙面上の色つけをすることが
よくあります。ただしこれはとても値段的に「高い」。おおざっぱに
言えば、CMYK印刷で使うインキの2倍のコストがかかるります。おまけに
べっとりとCMYKのインキが残った印刷の機械をそうじするのと、この
「特色」がべったりついたのを掃除する場合、どちらが大変かというと
印刷屋さんが「あんまり特色はつかわねぇでほしいな」と泣きを
入れるほど、特色の方がテマがかかる代物なのです。刷り終わったあと
のインキの乾ききっていない紙が乾燥するのもCMYKよりは時間が
かかります。色としてのグレードも「扱い」もグレードが高いって
感じ。
さて、検討の結果、そのグレードの高い方向性で行く…といった決断の
産物だと思いますが、
> 印刷したときに、版わけしたものと、DICカラーをCMYKで作ったものでは、色に違いがでるんでしょうか?
ハイ、その違いを「ネラった」からこその作業だと思います。
ぼくの回答がトンチンカンなモノでないことを祈ります。
ちなみに、DIC2色が、仮に赤系統と紺系統の2色だとしたら、
当然CMYKで表現すると
C?%+M?%+Y?%+K?%(赤系統)と C?%+M?%+Y?%+K?%(紺系統)
のようなくみあわせになるはずなのですが、ここで
赤系統の組み合わせのうちY版を100%に、紺系統のC版を100%
にした配合で制作した場合、最終の版わけが必要なくなります。
そのままCMYKのデータのまま、C版とY版のみを出力すれば
よいのです。DICをCMYKにすると、けっこうハンパな数値がならぶ
ことがままありますが、逆に言うと、C版とY版が限りなく各々100%
に近いDIC色を選んで指定する…というやりかたもアリなのですよ。
って言っても、こんな貧相な表現では伝わりにくいですよね(汗)
通常、紙面上の色は『CMYK』のたった4つの基本原色(インキ)を
つかって、ただ塗り重ねるパターンを替えることで、大抵の色を
作り出していくものですよね。でも、あくまで作ることのできる
色の数には限りがあって、たとえば光り輝く金色や銀…は極端な
例として、CMYKを混ぜるだけでは再現できない色があるものです。
そこで、「特色」とよばれる特殊なインキ、その代表例がDICなのですが
安価につくることができる、C,M,Y,Kの各インキよりもちょっと贅沢に
練り作られたそれら「特色」をもって、紙面上の色つけをすることが
よくあります。ただしこれはとても値段的に「高い」。おおざっぱに
言えば、CMYK印刷で使うインキの2倍のコストがかかるります。おまけに
べっとりとCMYKのインキが残った印刷の機械をそうじするのと、この
「特色」がべったりついたのを掃除する場合、どちらが大変かというと
印刷屋さんが「あんまり特色はつかわねぇでほしいな」と泣きを
入れるほど、特色の方がテマがかかる代物なのです。刷り終わったあと
のインキの乾ききっていない紙が乾燥するのもCMYKよりは時間が
かかります。色としてのグレードも「扱い」もグレードが高いって
感じ。
さて、検討の結果、そのグレードの高い方向性で行く…といった決断の
産物だと思いますが、
> 印刷したときに、版わけしたものと、DICカラーをCMYKで作ったものでは、色に違いがでるんでしょうか?
ハイ、その違いを「ネラった」からこその作業だと思います。
ぼくの回答がトンチンカンなモノでないことを祈ります。
ちなみに、DIC2色が、仮に赤系統と紺系統の2色だとしたら、
当然CMYKで表現すると
C?%+M?%+Y?%+K?%(赤系統)と C?%+M?%+Y?%+K?%(紺系統)
のようなくみあわせになるはずなのですが、ここで
赤系統の組み合わせのうちY版を100%に、紺系統のC版を100%
にした配合で制作した場合、最終の版わけが必要なくなります。
そのままCMYKのデータのまま、C版とY版のみを出力すれば
よいのです。DICをCMYKにすると、けっこうハンパな数値がならぶ
ことがままありますが、逆に言うと、C版とY版が限りなく各々100%
に近いDIC色を選んで指定する…というやりかたもアリなのですよ。
って言っても、こんな貧相な表現では伝わりにくいですよね(汗)
[2378]Re^2: 2色のパッケージについて。 投稿者:ともやん 投稿日:2001-05-23 23:51:00
> さて、検討の結果、そのグレードの高い方向性で行く…
すいません文章一部抜け落ちてました、すっごいへんな文章(謝)
↓
さて、この度のしずくさんの制作物はデザイナーや関係者たちの色の検討の結果、そのグレードの高い方向性で行く…といった決断の産物だと思いますが、
すいません文章一部抜け落ちてました、すっごいへんな文章(謝)
↓
さて、この度のしずくさんの制作物はデザイナーや関係者たちの色の検討の結果、そのグレードの高い方向性で行く…といった決断の産物だと思いますが、
[2396]Re^3: 2色のパッケージについて。 投稿者:しずく 投稿日:2001-05-24 20:51:00
みなさん、本当に本当にありがとうございます。とても勉強になりました。こちらは、制作だけであとは製版の方にお願いしています。
今日が入稿日だったので、一応先方に問い合わせてみたら、CMYKの4色データを2色にするためにデータをいじってしまう事になって、できれば
版わけしてもらう方が確実との事でした。半分専門てきなこと話されて
わからない面も多少ありましたが、これからもっともっと勉強していきます。また質問させていただきます。最後に本当にありがとうございました。
今日が入稿日だったので、一応先方に問い合わせてみたら、CMYKの4色データを2色にするためにデータをいじってしまう事になって、できれば
版わけしてもらう方が確実との事でした。半分専門てきなこと話されて
わからない面も多少ありましたが、これからもっともっと勉強していきます。また質問させていただきます。最後に本当にありがとうございました。
[2398]Re^4: 2色のパッケージについて。 投稿者:シーバス 投稿日:2001-05-24 23:13:00