校正が

投稿日時:
» 4581
[4581]校正が 投稿者:ここ 投稿日:07/03/28-13:37
初めまして。お世話になります。
お恥ずかしい悩みで、失礼します。
校正が本当に苦手で、数え切れないほどのミスをしてきました。

その都度、丁寧に見ようとしているのですが、それでも、他の人が見たら、「間違っている」箇所をみつけてくださるのです。

今回はもA3サイズ 、4ページでのデーターを作り、校正もじっくりとかけて、営業に見せました。
「今度こそは完璧!」だと思っていたのですが、思わぬところで、指摘がきます。

直そう直そうとする努力が空回りのままでも、めげずに努力してきたのですが、今回の件で「正直、自分に合っていないのだろうか?」と打ちのめされております。

「校正」がうまくできるコツがあれば、お教え願います。
» 4582
[4582]Re: 校正が 投稿者:そこ 投稿日:07/03/28-14:01
> 「校正」がうまくできるコツがあれば、お教え願います。
本末転倒、間違いのないデータ作りが先では?
» 4583
[4583]Re: 校正が 投稿者:今山 投稿日:07/03/28-14:17
自分で行うのは「確認」であり「校正」ではありません。
校正は自分以外の人に見てもらって初めて意味を成すものです。
もちろん「間違えない事」「間違いを見つける事」は必要ですが、オペレータ個人の注意意識だけで完全なものなどできはしません。
もし、ミスが全てデータ作成者の責に帰すような作業フローなら、あなたの会社は間違っています。
選任の校正者がいないなら、オペレータ同士で確認し合う等の工夫が必要です。

コツではありませんが、同じミスを繰り返さないように、ミスの内容を記憶しておく事は大事ですよ。
» 4584
[4584]Re: 校正が 投稿者:Ree 投稿日:07/03/28-17:42
あなたの仕事内容(どういう受注形態なのかなど)や、どのようなミスをされているのかを、具体的に書かないと返答は難しいでしょうね。
たとえば、鉄道会社の人から「わたしはミスが多いので減らす方法はないでしょうか?」と言われても、アドバイスのしようがないでしょう。
» 4591
[4591]Re^2: 校正が 投稿者:ここ 投稿日:07/03/29-01:12
そこさん、今山さん、Reeさん、早速のお返事、有り難うございます。

(仕事の受注形態)
仕事は大抵、クライアントが書いた原稿が渡されます。私とクライアントとの直接のやり取りはなく、営業の人を挟んで、仕事がきます。
その仕事は、イラストレーターで至急で作成するのが、殆どです。
営業からはサイズと何度で刷るかという事を告げられ、「原稿の通りにやって、あとバランスよくして」と言われます。色はカラーチップで指定してくるのは稀で、「原稿に似た色を適当に合わせて」と言われる事が多いです。

(作業の進め方)
今、どんな作業の進め方をしているのかというと、レイヤーを下から「版面」「図形」「文字」「コメント(必要がある時に設けます)」というふうに分けて作業しています。

文字は原稿を見て、ひたすら打っております。
全部作ってしまってから、モニター上で「確認」して、バランスが悪いと感じる所は図形や文字のサイズを変えております。
1回プリントアウトして、チェックします。(時間をかけるようにしています)
訂正して確認して、プリントアウトし、チェックします。(時間をかけるようにしています)
「これで大丈夫」だと感じたら、営業の人に見てもらいます。

(どういうミスをしてきたか)
注意しようとしているのに、注意しきれない。
表現が悪いですが、舐め回すように見るようにしているのに、見れていない。
そこからなるミスばかり、起こしています。

<オブジェクトのミス1>
例えば、表を動かす時に全部選択出来ずに、一つの文字が残る。
『コマンド+2』『コマンド+3』が解除出来なかったのが原因だったので、必ず、解除して動かすようにしております。
ですが、レイヤーごとに分けて作業しているのも、良い面ばかりじゃなく、狙ったオブジェクトのどこか選択し忘れて・・・というミスが最近増えてきました。

『グループ化』すれば一発で、すむのですが、後になって文字だけをかまいたい時なんかに不便を感じます。

「じゃあ、しっかりと選択しよう」という気持ちで臨むのですが、上手くいってません。

<オブジェクトのミス2>
似たような図形が2つ以上ある時に、ペーストして作ります。
しかし、どこか必ずペーストしたままになっているのです。
例えば、下矢印にするべき所を上矢印のまま、置いていたり。

<文字のミス>
漢字(異体字)のうち間違い。
送り仮名のうち間違い。
(株)などの特殊文字の文字化けを治すのをし忘れる。



そこさんの仰る通り、間違いのないデーターを作る方法も模索しています。
でも、結局、「注意深く見る」という事が出来ない限り、それは無理だと思います。

私の会社ではデザイナーはいません。オペレーターは私1人だけです。
つまり、制作も私1人です。
もし、確認しあうといういうのがあれば、営業の人と・・・という事になります。
しかし、私の場合、それ以前の問題だと思うのです。

営業の人に見せる時は、デザインの問題に留めておけるようになりたいのです。
まだ、バランスの事が良く分らないから、せめてでも、最低限の事は出来るようになりたい。

私が、お聞きしたかった事は、「どんなふうに見ている」のかということです。
例えば、文章を見る場合は、私は「読みながら」確認しています。「確認」をするとどうしても「読んでしまう」のです。
ひょっとして、文字の場合は、「これがいけないのかな」と思っております。
どうも、「思い込みが強い」事が障害となっているようです。
「思い込む癖を無くし、頭をからっぽにするコツ」はないのでしょうか。

人に話しても、人によっては真剣に受け止めてもらえず、「ちゃんと見たら出来る事だ」と切り捨てられたりしました。
その人が言われた事は、本当に正しいと思います。
「馴れだよ。」と仰る方が多数でした。
確かに、「馴れ」で出来るんだとおもいます。でも、私は「大抵」に入れなくて、未だに「馴れません」。

この文章を、お読みになった方は、きっと「嘘だろ」とか「馬鹿にしている?」とかお思いになるかもしれませんが、私にとっては切実な悩みなのです。
仕舞いには、「どこか自分に欠陥があるのか?」と思えてきます。

ここのサイトに相応しくない暗いお返事を書きましたが、長い文章を読んで下さり有り難うございます。
» 4592
[4592]Re^3: 校正が 投稿者:m_ogawa 投稿日:07/03/29-02:05
ミスをしたらミスの種類を書いておきます。
確認作業の時、それらすべてを「声を出して読んで」確認します。
(「オブジェクトの消し忘れ、なし!」という感じ)
文章の校正の時も出力物と原稿の両方を声を出して読みます。
恥ずかしいですが実行すると必ず効果が出ます。

偉そうに書いてますが私もサボった時にミスを見落とします(^^;)
» 4593
[4593]起こったミスを発見しやすい作業の流れを作る 投稿者:a通りすがり 投稿日:07/03/29-08:09
「ミスをしない」から、「起こったミスを発見しやすい作業の流れを作る」に変更ししてから、最終的なミスが減ってきました。

●文章のチェック
自分で入力し自分で確認すると「目ではなく勝手に頭で文字読んでしまう」ことがあるので、必ず別の人に確認して貰います。人間の心理として当然なので。

できれば2人以上の方に確認してもらいましょう。

社内の体制として、入力者以外、2人以上の内校をしていないと、お客さまに初校として提出しないという流れにする。

メインに使っているソフトによって、具体的な対応策は違う部分がありますが、我が社の場合イラストレーターでの場合は、

●移動のミス<オブジェクトのミス1>
一度校正でよかったものが、別の所を訂正したときに移動してしまったり、ロックがかかっていて移動できないミスの対処。

たとえば、表は別のイラスレーター書類として作成し、eps保存して大本に配置する。
ロック機能を使わないとできない作業なのか。ならば移動する時に「毎回ロックを解除」するアクションを作る。
 バージョンにもよるが「レイヤーのロック解除」+「オブジェクトのロック解除」をアクション登録など、自分の作業に合わせて行う。

●ミスは必ず起こるという前提ですべての作業工程を作りなおす。
<オブジェクトのミス2>

既存ものをコピーして作業した場合、おこりやすいミスです。

自分で確認するときも「コピーものだから要注意」と思いながら確認すると同時に、他人に校正してもらう時にも「コピーものだから注意してね」と一言くわえこと。

内校する他人は基本的には赤の所しか見ません。しかし、客さんからの訂正箇所以外を、作業者がもっとよくしたいと訂正してミスになりました。
作業者が動かしたものがどこか、校正者に伝えることで、ミスが我が社では減りました。

<文字のミス>
 元のデータがウインドウズで、製作するのがマックOSなどでの機種依存文字を変換し忘れは・・・ お客さんのデータは必ず一緒に「プリントアウト」をもらう。 文字の確認は、テキストだけで「プリントアウト」と確認する。

 また、機種依存文字を変換する作業工程を途中にいれる。

手書き原稿の入力もあるんですか?
 入力ミスではなく「送り仮名のミス」は、入力する時に国語辞典で確認しながら行うクセを付けてください。お客さんの手書き原稿にミスがある場合も確認できます。
 特定の送り仮名のミスはあるのかどうか。

●校正出し以降の確認 ミスは起る、どう簡単に確認するか?

 お客さんへ提出する時に「からなずコピーを取る」(前はとっていなかった)
 校正が入り、直した場合、違うところや訂正ミスがあるから
 「初校のプリントアウト」と、2校の内校「プリントアウト」を

 上下にして透かして確認する。(ライト・テープルなり使う)
 (赤以外も必ず確認する)

 大量にある時は時間かかりますが、これの効果が思ったより有ります。

 訂正作業であるレイヤーのオブジェ動かしたら、同一レイヤーの別オブジェが
 移動していたのが、あやうく分かったり。

 現在ではデータ同士を比較して内校するソフト・システムもあります。
 大きな会社でないと導入できないものから、簡易なものまで。
 とくに大量で金額がかかる印刷物の場合、ミスしてロスが出ることにくらべると安い買い物になります。
 
●ミスのパターンを探る(データを取る)
 どんなミスをしたのか。毎回記録しておきます。その時、データが起こった原因を自分なりに考え、対応策も考えます。確実に毎回実行してみて、まだミスが起こるようでれば、その時の原因追求して、いきます。

 この作業のくり返しです。 まずは一人から。だんだんと他の人をまきこんでいくこと。

 レイヤーの作り方も、自分が「ミスを出しにくい作り方」があるはず。
自分のパターンを研究すれば対応策もでてくると思います。

 我が社ですと 営業Aと作業者Bの組み合わせでミスが他の人との組み合わせより多いことがわかり、内校に作業者Cを加えることで、ミスが激減しました。
営業Aは、他の人との組み合わせでは少ないのですが。人間関係も影響するようです。

 また作業者Dが「面付け」をするときに、ロックをし忘れてしまうことが多かったので、面付けの元をepsで作り、別ファイルに配置して面付けすること徹底させたら、ミスが減りました。

 
» 4594
[4594]Re: 起こったミスを発見しやすい作業の流れを作る 投稿者:a通りすがり 投稿日:07/03/29-13:45
イラストレータはバ-ジョンによっては、

イラストレータeps書類を配置すると、リンクではなく解析して取り込んでしまうのですね。 すみませんでした。
» 4595
[4595]有り難うございます 投稿者:ここ 投稿日:07/03/29-14:58
m_ogawa さん、a通りすがりさん、有り難うございます。

ミスノート作るべきだろうか。と、考えてみたりしております。
多少遠回りになっても、文字だけはいったん別ファイルにしたほうが良いのだろうか。
a通りすがりさん初め、皆さんが書いてくださった丁寧なアドバイスをプリントアウトして、参考にすることにします。
» 4599
[4599]Re: 有り難うございます 投稿者:ken 投稿日:07/03/30-23:36
もしかして、ここさんは「目切り」が早くないですか?
単純ミスの多い人は大抵この癖があります。
マウスで何かを移動したり、リターンキーで確定したりする
その最後の瞬間の直前にモニタから目を離してしまうのです。
多くはキーボードに目がいくことが多いのですが、
(指示書に目がいくこともあるでしょう)
ブラインドタッチで打てない人に多い癖ですが、
ここさんがそうなのかは当然わかりません(笑)
違ったらごめんなさいね。
ただ、移動したはずなのに取りこぼしがあるのは
その可能性が高いと思います。
本当にその作業が行われたかどうかモニタで最後まで
目で追って確認する癖を付けましょう。
» 4621
[4621]Re: 起こったミスを発見しやすい作業の流れを作る 投稿者:若旦那 投稿日:07/04/02-10:12
> >  我が社ですと 営業Aと作業者Bの組み合わせでミスが他の人との組み合わせより多いことがわかり、内校に作業者Cを加えることで、ミスが激減しました。
> 営業Aは、他の人との組み合わせでは少ないのですが。人間関係も影響するようです。

記入形式や用語が統一されていないのも困ります。
クライアントさんで丁寧に出力データと、校正履歴のコピーを
添付してくれる方がいますが、

初校
二校
三校
校了←ここまでハンコ

校了2←ここから数字は手書き
校了3

て、オーイ…
でもデータは丁寧で一度もミスとか、こちらで修正とか無いです。
» 4623
[4623]あ! 投稿者:ここ 投稿日:07/04/02-12:40
kenさん、言われてみれば、当たっていると思います。
ブラインドタッチ、下手くそです。
キーボード見ないと、どれか1文字間違ってしまうのです。
・・・というわけで、今、モニター見てうつ練習してます。

ご指摘、有り難うございました。

ずっと、皆さんのようなアドバイスが欲しかったんです。


若旦那さん。
羨ましいです。稀(?)に見るクライアントさんをお持ちで。
うちの所のクライアントは、データーが扱いにくいものを寄越してくれるので四苦八苦してます。(苦笑)
» 4624
[4624]あれから(追記) 投稿者:ここ 投稿日:07/04/02-12:48
まだ、様子見の段階なのですが、
じっくりとモニターで見直して、間違ったところをメモして、
最低3回ぐらい、それをやってから、プリントアウトしたら、
ミスが格段に減りました。

まだ、文字が少ない印刷物なので、まだまだだと思いますが。

昨日の校正がデザイン的な要素に留まったので、ほっとしました。

多分、いろいろと直すべき癖は出てくると思いますが、進歩できてよかった。

このページをシェア