スポットカラーについて

“任意で作り出した色”という認識ではいかがですか？

kenさんお早い対応有り難うございます。

＞“任意で作り出した色”という認識ではいかがですか？
ということは、「CMYKを混ぜて現すことができる」スポットカラーもある。と考えればいいのでしょうか？

スポットカラーとはいわゆる特色のことです。
特別なインクを調合して印刷に利用します。
DICとかパントーンが有名。雑誌の表紙やポスター等に使われます。
CMYK＋特色1色とか。
CMYKでは出せない発色の良い色を表現するためのもの。
イラレでスポットカラーをCMYKに振り分けることは可能ですが、
CMYKで表せるのは擬似的なもので、
スポットカラーとは同じ色にはなりません。
色によってはほぼ同じになりますが、
どうやっても出せない色が多いと思っていいでしょう。
CMYKで出せない色がスポットカラーもしくは特色です。
という説明で分かりますか。
後はグーグル等で検索してみて。

http://Illustrator-ok.com/illustrator_koza/color/color_contents/color_7.htm

この辺も。

小澤隆次さんのレスどおり、私もGoogle検索物件かな、とも思いました。
でも、ROMしている方からすれば、専門家の実践的なレスに触れる機会でも有りますしね。

>スポットカラーとはいわゆる特色のことです。

より正確には印刷で使われる「特色インキ」をシミュレートするもの、ということでしょうか。
スポットカラーを含むデータを分版出力すると、CMYK の4版と別に、特色版が生成されます。
ですから、印刷の際にその特色版を「特色インキ」を使って印刷すれば、期待した結果が得られるわけです。

>「CMYKを混ぜて現すことができる」スポットカラーもある。と考えればいいのでしょうか？

CMYK モードでは、Illustrator はすべての色（金・銀・蛍光色なども含め）を CMYK の掛け合わせでしか表現できません。
その意味では、スポットカラーは「CMYK を混ぜて表すことしかできない」ことになります。

確かに、スポットカラー＝特色（CSでもスポットカラーから特色に名称変更されてますが）なんですが、イラレ上の“スポットカラー”は、あくまで“任意で作り出した色”じゃないでしょうか？
イラレは“印刷物作成”のみに使われるわけではないし。
イラレに付属のDICやPANTONEのスポットカラーにしても、実際の“特色”とは異なるわけで（この辺は皆さん解説されてますが）、メーカーが参考として“任意に疑似色を作った”と考えた方がいいと思いますが。

＞スポットカラーって一体何なのでしょう？

本来の意味は皆さんの言われる通りです。

でも、実際私が使う場合には
スポットカラー＝後で自由に変更できる色
として使っています。

たとえばパターンブラシをスポットカラーで作っておいて、その場に応じて色を変えるとか…
最終的にはCMYKに戻すので、実際はスポットカラーではありませんが。

>イラレ上の“スポットカラー”は、あくまで“任意で作り出した色”じゃないでしょうか？

>スポットカラー＝後で自由に変更できる色

おっしゃるような意味合いでは、Illustrator の場合「スウォッチ」という用語になるのではないでしょうか？

「スウォッチ」は「任意に作り出し」「後で自由に変更できる色」を登録した、いわゆるカラーパレットのようなものだと理解しています。

例えば M100Y100 の色を「スウォッチ」として登録するとき、「スウォッチカラーオプション」で「プロセスカラー」を選んだ場合と「スポットカラー」を選んだ場合の違いを考えると、「スポットカラー＝特色インキをシミュレートするもの」ということの意味がわかりやすいかと思います。

＞「CMYKを混ぜて作成した色」をスポットカラーとして作成できます。
＞ここで疑問点なのが、スポットカラーは「CMYK」で現せない色のはずですよね

「とりあえず」似た気分の色味で画面表示がなされないと、
作業しにくいでしょう。
それだけのことでは？