データの受け渡しには詳しくないのですが、圧縮せずに送った場合、仮にデータに瑕疵が有ったとしてもそのまま送れてしまうのに対し、圧縮することで瑕疵をチェックできる、つまり送ることが出来ないのだ、と聞いたような記憶が有ります。
この辺の事情は専門家からのフォローを待つとして………、

いずれにしても圧縮して送ることは有る程度常識では無いでしょうか。
手数がそれ程掛かる訳でもないし。
業務に係わることですし実際に不都合が起きている訳ですから、その旨先方にも説得して納得してもらうことに、あまり遠慮する必要も無いと思いますが。

EPS形式のファイルは、ポストスクリプトの一形態であり、
基本はテキストファイルですが、一部、内容にバイナリ形式を含むことがあります。
PDFも同様に、テキスト形式の中にバイナリ形式を含有することがあります。

例えば、Photoshop EPSの保存オプションを思い出してください。

Illustrator8までは、ai形式自体はテキストファイルでしたが、
Illustrator9以降は、内部構造がpdf形式に変更されました。

電子メールに使われるSMTPプロトコルは、本来テキストベースでの送信を行うプロトコルです。
現在はバイナリデータも送れるようになっていますが、これが混在する場合は、正常にファイル転送を行えない場合があるようです。
テキストファイルはテキストモードで、
バイナリファイルはバイナリモードで
本来は、転送されなければならないからです。

このような理由のため、EPSやPDFをメール送信すると、
ファイルが壊れる場合があります。
ですが、壊れない場合もあります。

ファイルを圧縮して送るのは、この、テキスト形式、バイナリ形式の垣根をとりはらうためです。

マイマンさんの書き込み内容だけでは、このケースにあたるかどうかわかりませんが、参考にしてください。

PDFは、最初の方に、バイナリファイルであることを主張するようなキャラクタを置くことが要件になっています。
それにも関わらず、テキストと思ってしまうようメーラーなら、それがおかしいのだと思います。

壊れることがあるのはPDF形式のイラレ書類だけではありませんから‥
結局、大事なものは大事に送りましょうっていうことだと思います。
宅配で言えば、荷物を発送するならちゃんと梱包しましょう。と同じことではないでしょうか
梱包もせず裸で送ったら壊れても仕方がない。そういうことでは？

メールシステムの仕様上、1通のメールを複数のサーバーがバケツリレーでやり取りします。
途中のサーバーのどれか１台でも動作が変な（古い）ものがあるとうまくファイルがやり取りできません。

ひとことにSMTPといってももともと7ビットのアルファベット限定のプロトコルだったものに、日本語対応（コード複数あり）や添付ファイル（エンコード方法複数あり）を順次追加してきましたので、組み合わせによっては不具合が出ます。

なお古いOutlookはバイナリファイルのやり取りが苦手な部類で、初期設定のまま使うとバイナリファイルの送信でいろいろトラブルになることが多かったです。

ただ、Win/Mac 別バージョンの受け渡しですので、ファイル破損ではなく別の要因でファイルが開けないことも考えられますのでご注意を。

データ送付と圧縮の関係について、漠然とした理解しかなかったのですがお陰さまで整理できました。
私も参考になりました。

FAQに戴き。