インクジェットで文字が太る?
Illustrator CS3 を使用しています。
自宅で年賀状を作っていて気になったのですが、
Illustrator で作ったデータはそのままIllustrator でプリントするより
Acrobat8.1.1 で開いてプリントする方が文字がきれいにプリントされますか?
プリンタはSHARPファクシミリ複合機 UX-MF25CL「見楽る」とEPSON PM-3700Cです。
小さな K100% の(アウトライン化した)文字です。
SHARP の方でそれが気になりました。
用紙や印刷品質を同じ設定でプリントしましたが、
Acrobat からの方が、文字が太らずシャープにプリントされます。
(個人的に一番きれい)
EPSON の方ではIllustrator もAcrobat も同じように太り(つぶれ)ます。
(ずっとEPSON のプリンタを使っていたのでいつもの感じ)。
EPSON でもアウトライン化せずにそのままプリントするとシャープな文字になります
(つぶれていないきれいな文字)。
文字はアウトライン取ると太るもの!と思っていたのですが、
その太り方に差があるのでしょうか?
1.ソフト(Illustrator かAcrobat か)によって?
2.プリンタによって?
3.フォントによって?
自分で作る分にはアウトライン取らずに(EPSON で)プリントすればいいんですが。
他人から預かったり渡したりで違いがあるなら知りたいのです。
あと、次のプリンタ購入の参考に。
私の気のせいではない事を願ってご質問します、
よろしくお願いします。
AcrobatによるPDF化は、PostScript・RIPの機能を持つそうです。
従って、PostScriptプリンタでない、インクジェットプリンタで、Acrobatを通したデータが高精細化出力できる、と言うことはあり得ることですね。
(つぶれていないきれいな文字)。
これはアウトライン化によってヒント情報(同じフォントでもサイズの大小によって太さを調整する機能)が失われることによって起きる現象で、プリンタの解像度が低いと顕著に表れます。DTPの場合はフィルム出力機の解像度がうんと高いので、最終印刷結果では8pt程度の文字サイズでも文字太りはほとんどありませんが、インクジェットなどのプリンタで校正紙を出すと、その時点では太って見えます。
私が以前テストした結果では、PDFでもエンベットせずにアウトライン化したフォントはかなり太ったと記憶していますが、おっさんさんが試したPDF化はアウトライン後にPDF書出ししたものでしょうか?
PDFではフォントをエンベットできるのですから、それで良好なプリント結果なら、その方法も選択肢の一つに加えてもいいと思います。
で、PDF化しないでillustratorデータ渡しの場合、相手先もillustratorは持っているという条件がいるわけですが、もしかして持っていないので依頼を受けたということではないですよね。
インクジェットでプリントして文字太りを防ぐ方法として、フォントの塗り設定を線幅ゼロにして線塗りを白にする方法が使われたりしました。
あと、プリンタドライバの方で明るさを上げてやるとかKを下げる(文字がクロ刷りなら)、プリンタドライバでも多少は調整できます。しかしこの方法は制作者側でなく相手側の作業になるので、スマートではありませんね。
後は初めから1つ下のウエイトのフォントを使いアウトラインすることでしょうか。
相手先の環境も考慮しながらケースバイケースで処理することになりますかね。
プロのDTP屋はIllustratorやInDesignはPostScriptプリンタじゃないと
本領発揮できないと考えてるのがフツーでしょう。
なので、インクジェットでどうしたこうしたって言われても困ると思いますねー。
そして、申し訳ありません!!
Acrobat からのプリントが全く太ってないように表現してしまってますが
(実際、昨日の時点ではそう思ってました。)
Illustrator で同じ文字設定の文章を同じデータ内に作り、一方をアウトライン化してPDF で別名保存しAcrobat からプリントしたところ、すみません!!太くなってました。
ただ、Illustrator からのプリントほどの差はありません。
やはり、Acrobat からプリントした方がきれいです。
匿名2.0wさま、アウトライン化してした文字が太るのはPostScript か 非PostScript かが関係あるのですね。プリンタの出力解像度で違うのかなと思ってました。
インクジェットをソフト(RIP?)でPostScript化した場合はどうなんでしょう?
まだまだ、フォントを埋め込むよりアウトライン化したデータをもらったり、渡したりする事が多いもので…ついて行けてませんよね。
まぁ、文字の太さが少し変わってクレームが出る様なプロフェッショナルな仕事もできないんですけど。
ご亭主様は管理人様ですよね?
私の質問は「ちょっと太くなってる」とか「シャープできれい」とか、かなり個人の主観によるものになってしまってますね。
あまり今後のお役にも立ちそうにありませんので、このお礼を読んでいただけたら削除して下さい。
お手持ちのPM3700CはOS9対応のソフトリッパーがあり、これでアウトライン化したデータをプリントしても、文字太りは起りましたから、リッパー云々は関係ないと思います。
やはりプリンターの解像度の問題だと思いますよ。
モノクロのPSレーザープリンタもPM3700Cと併用していた頃もありましたが、印刷方式が違うので単純に解像度比較もできませんが、刷りくらべるとレーザーの方が文字太りは少なかったです。
私の場合、大部分がページ物なのでアウトラインはあくまで作字箇所だけの使用ですが。
それにしても今回の場合は商業印刷用データではないんですよね?
それと、アウトライン化しない文字でもレーザーと比べるとインクジェットは文字太りはありますよ。
それで年賀はがきをインクジェットでプリントする場合、住所などの小さい文字が太らないようにするために、くろ文字だけ別レイヤにしておき、このレイヤだけ白黒モードで刷ってやると(カラー部分とクロ文字部分を2度に分けて刷る)意外とすっきり仕上がります。
ええー!?
オレ、そんなこと言ってませんよー。
アウトライン化すれば、PSでも非PSでも文字は太ります。
物理的に1ピクセル太ることになります。(輪郭線の分が加わる)
ですので、1200dpiで出力した場合の1ピクセルと、2400dpiで出力
した場合の1ピクセルは「見た目の大きさが違う」ということです。
当然、2400dpiのほうが太りは目立たなくなるわけです。
で、インクジェットの場合ですけど、これは印刷方式の問題で
文字は太って見えるのは仕方ないことだと思います。
横方向と縦方向で解像度が異なるような機種も多いようですし。
物理的に1ピクセル太ることになります。(輪郭線の分が加わる)
PostScriptでは、アウトラインの場合少しでも輪郭が触れたピクセルは塗られますが、フォントの場合半分の面積が囲われていないと塗られないようです。
この辺の仕組みは、プリンタドライバ次第でしょ。必ずどうこうなると一般化出来る話とは思えませんけど。
インクジェットの場合は滲みが発生しますから、太り具合はインクと用紙との関係の方が強いと思います。
実は事務用文書をEPSONインクジェットで刷る(リッパは通さずデフォルトのドライバで)場合、インク流量が多すぎて普通紙では裏抜けしてしまって両面プリントに耐えなくなるので、試行錯誤したのです。
ドライバの印刷モードをいろいろ変えてテストしたのですが、「光沢紙」「スーパーファイン」「ファイン」「普通紙」など低画質モードほどインク流量が低下するようで、文字太りもそれに従って低下し、裏抜けも弱まることが分かりました。インク流量が減れば文字太りも低下します。
また同じスミ文字でもカラーモードより白黒モードの方がインク流量が少ない。印刷結果からの推察ですが、黒を表現するのに、カラーモードでは4色を重ねているような気もします。従ってスミ文字は白黒モードの方がスッキリして文字太りも少ない。
あと、設定変更→「ドライバによる色変更」で明るさやコントラストをいじってやるとさらにインク流量を調整できるようです。
以下はソフトリップ経由で色校正紙を出す時ですが、スーパーファイン用紙を使い、まともにスーパーファインモードで刷ると本印刷時よりインクの乗りが多すぎるので、スーパーファイン紙を使っても印刷モードのグレードを落として「普通紙」もしくは「ファイン」モード設定にすると、ちょうど本印刷の肉乗りに近くなるようです。
これはEPSON PM3700C+ソフトリッパでのテスト結果です。
アウトライン化とは直接関係ありませんがご参考まで。
ごめんなさい、私の文章力の無さは読解力の無さによります。
二人の匿名様のおかげで何となく太る仕組みがわかってきた様な気になってます。
ありがとうございます。
ねあん様も何度もありがとうございます。
まだ何も試せてませんがアドバイスをもとに正月休みに気合い入れて研究してみます。