一太郎ルビ→Word変換→InDesignでの結果

[11487]一太郎ルビ→Word変換→InDesignでの結果 投稿者:おじちゃん 投稿日:2007/05/22(Tue) 17:29
タイトルの件について、既知の事実でしたなら失礼します。
先日、一太郎のデータで入校したものに、B5判で20頁以上にわたって、総ルビに近い状態のものがありました。
字数でいえば、1万字以上。実は、これをエディアンに取り込むために、InDesignを使ってタグ付けしてみようと思ったのです。
一太郎2005からWord形式(2003-95)に保存して、Win版InDesignCS2(4.0.5)に取り込むまでは良かったのですが、InDesignの画面を見ると、親文字の「後ろ」に親文字が重複してコンバートされてしまいました。また、一太郎からのデータをいったんWord(2000)で開き、別名で保存し、それをInDesignに取り込むと、今度は親文字の「前」に親文字が重複するという不思議な現象が起きました。
これをタグ付(略書き)テキストに書き出すと、当然ですが下記のようになります。

(1) 一太郎から直接変換したデータを使用した場合
  <cr:1><crstr:いんさつ>印刷<cr:><crstr:>印刷
(2) Wordで開いて別名で保存した場合
  印刷<cr:1><crstr:いんさつ>印刷<cr:><crstr:>

もちろん、Word上で作成したルビ文字は、親文字が重複することはありません。
Word上で、それぞれのルビをフィールドコードで見ると違いがありますが、それを修正してみても意味がないし、InDesign上で重複した親文字を削除することも、現実的ではありません。結局は、タグに書き出したデータを、エディタ(秀丸)で正規表現による置換を行い、重複している親文字を削除しました。なお、個々のアプリケーションの他のバージョンによる動きは、確認してません。

一太郎の一括ルビふり機能を使ったと思われる原稿(データ)は、一般書籍をやっている会社なら1年に必ず何回かは入校すると思われるので、InDesignに直接コンバートしてレイアウトしたい場合は、ルビの量にもよりまずが、本サイトのプラグインのリンクにもある「イッキにルビ振り ルビコンバータ」を選択するのも、ひとつの方法かも知れませんね。
以上、報告まで。
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[11487へのレス]Re: 一太郎ルビ→Word変換→InDesignでの結果 投稿者:いき 投稿日:2007/05/22(Tue) 18:43
貴重な情報をありがとうございます。
当方、Word入稿は非常に多いものの、一太郎での入稿は限られており、ルビで悩まされるのは専らWORDの方でした。
そこで、WORDマクロを組んでWORDのルビや上付・下付などをInDesignタグとして書き出すようにしています。
一太郎がルビで入稿した場合の対策も考えておこうと思います。
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