Mac-OSXとInDesign

こんばんは。
実は今週からMac-OSXにDTP環境を完全に移行しました。
理由としては、スキャナとプリンタのドライバが出揃ったからです。
最初はwindowsXP上の動作と遜色がなかったのですが、作業を続けていると、
突然動作が非常に鈍くなります。また、よく使う「手のひらツール」や
「拡大」のショートカットが使えなくなります。再起動をかけるとしばらくは
大丈夫なのですが、また上記の繰り返しです。
どなたか、この不具合を解消する方法をご存知でしたらご教示下さい。
組み版環境は
Mac-OSX10.2.2　867dual　メモリ1280MBです。

はじめまして、Indesignの情報を求めてここに流れ着きました。

私もDTPを完全にOSXに移してQuarkからさよならしました。取引のある印刷所が対応してくれたのが理由です。

それでInDesignですが、私は、G4/533/DPから1.25/DP/メモリ1GBに移行しましたが、やはり「重い」感じはぬぐえません。どうもCPUを速くするのも重要ですが、HDDを高速にするのがもっと効果があるような気がします。というのも、1.25GHzに移行する前、533GHzのほうのHDDを最新のものに取り替え、しかもRaidカードでRaid0を組んだところ、かなり動きがよくなったからです。

今の仕事が一段落ついたら、HDDを前のようにRaid0を組んで試してみたいと思います。

これからもよろしくお願いします。
テキスト中心の書籍組なのですが、長文になると、インライン入力をオフにしていても、テキストの変更や入力でさえもワンテンポ遅れる感じです。また、虹色カーソルが回ることもしばしばあってストレスたまりますね。初期設定ファイルを捨てて再起動するとしばらくは直りますが、また使っていくと動きが鈍くなります。

Adobeのサポートに聞いてみたところ、スタイルを多く登録すると重くなっていくそうです。

不具合ですが、なにかの表紙に、テキストの選択ができなくなることがあります。カーソルを動かしてキーボーでからはできるのですが、マウスで選択しようとしても選択できなくなるのです。これもInDesignを再起動すれば直ります。

まだバグもあるようですし、動きが遅いのはなんとかしてほしいですが、それらのビハインドがあっても、Quarkと比べてかなり使い勝手がよく生産性は高いと思うので、これからもメインで使っていきたいと思います。

InDesignにしろ、フォトショップ7.0、イラレ10
すべてcarbonアプリです。
これも問題なような気がします。

アップルにしろ、ファイルメーカーにしろ、
小さいアートマン（Jeditの開発元）にしろ、
OS XとOS8～9用でソフトを分けて作っているんですよね。
これって、carbonアプリは多いに問題アリ、と
言ってるようなもんです。

きちんとOS Xに対応したInDesignを作って欲しいもんですね。

しかし来年6月までMirrored Drive Doorsが
継続販売されるようですが、日本語版のOS X対応の
クォーク6.0？って出るんでしょうかね？
どうでもよいことですが。

Carbonが具体的に何が問題なのですか？　いいかげんな話ではなく、根拠を示して下さい。

> Carbonが具体的に何が問題なのですか？　いいかげんな話ではなく、根拠を示して下さい。

Y2さんの意図はわかりませんが、単純にOSXに最適化されていないってことでしょ？
CarbonとCocoaでは描画回りのAPIが違いますから。
Core Graphicsへの経路って意味です(^_^;

それは当然です。そういうことではなくて、何か不具合があるのですか？

致命的な不具合、というのはないですが、
アップル自体がcarbonアプリを作ってないんですよね。
子会社のファイルメーカーもそうです。
分けています。
アプリケーションを提唱しているメーカーが
なんで作らないんでしょうかねぇ。
と思う訳です。素人は。

Cocoaで作ってくれればより最適化したものができて
ダンさんとかがいう、
おかしな挙動が減るのではないかと思うわけです。

> それは当然です。そういうことではなくて、何か不具合があるのですか？

あぁ、そういうコトですか。
夏ごろアドビの開発者と飲んだ時にいろいろ聞きました。
すべての問題はCarbonLibだ、と。
中身は忘れてしまったので、木曜日に聞いておきます。

マッカリーです。

>Adobeのサポートに聞いてみたところ、スタイルを多く登録する
>と重くなっていくそうです。

あら、これはちょっと違います。スタイルをたくさん登録すると早くなるはずです。遅くなるのは登録スタイル以上に、個別な文字属性がたくさんある文書です。スタイルシートを参照するコードは速いですが、文字属性が個々の文字列に保存されていたらパレット表示などの動作はもっと複雑になるのです。

Carbonのことですが、これもまた誤解しやすいところです。具体的に言えば、OS X 上では Carbon（C++で書かれたOS Xネーティブなアプリケーション）と Cocoa（Objective Cで書かれたOS Xネーティブなアプリケーション）は大した違いはないはずです、スピード的には。しかし、OS 9上ではCarbonLib経由でOSのAPIを呼んでいるので多少遅くなる現象でした。

Adobeのアプリケーションは描画の方はAGMというAdobe独特なライブラリを使っているので、Mac, Win両方同じコードを使用していて、結果（見た目と印刷）も全く一緒です。

嗚呼、久々の日本でのお正月。楽しみです。

＞アップル自体がcarbonアプリを作ってないんですよね。

Apple WorksはCarbonですね。あと、ちょっと誤解されているかもしれませんが、
FileMakerもCarbonアプリであり、Cocoaで書かれたものではありません。
Carbonにも色々あってMacOS Xのみでしか起動しないCarbonソフトもあります。
あと、JeditもCarbonですよ。むしろメジャーソフトでCocoaベースはまだ少ないのでは？

また、MacOS X 10.2ではCocoaからCarbonのフレームワークにアクセスできますし、
その逆も可能になっており、実質、垣根は無くなって来ています。
(詳しくはADCのドキュメントを参照してください)

CFMかMach-oかの違いはありますけど。どちらもCarbonです。

＞CarbonとCocoaでは描画回りのAPIが違いますから。
＞Core Graphicsへの経路って意味です(^_^;

でも10.2では最終的にはOpenGLのストリーミングにむりやり....(笑)。
って、これがQuartzですから正しいわけで(^^)。

＞すべての問題はCarbonLibだ

この辺の問題がでるのはMacOS 9ですね(笑)。あとはPowerPlantのライブラリ実装の不具合。
何とかしてよね。メトロワークスって所でしょうか(笑)。

>>また、MacOS X 10.2ではCocoaからCarbonのフレームワークにアクセスできますし、

あ。フレームワークと言うよりはAPIの方が正しいですね。
もうしわけない。

マッカリーさん、熊蔵さん、かなり勘違いをしておりました。
（というか無知をさらけ出しただけ）

ところでOS XのInDesignが変な挙動を見せるのは
どちら側の問題なんでしょうか？
OS？　アプリ？　それとも両方。

そうそう、FinalCutProもCarbonアプリです。忘れてた(笑)。

＞ところでOS XのInDesignが変な挙動を見せるのは
＞どちら側の問題なんでしょうか？
＞OS？　アプリ？　それとも両方。

具体的な例を掲げていただけますか(^^;？　でないと解明できないです(^^;。

sokchoとかが言っている、
「虹色カーソルが回ることもしばしばあってストレスたまりますね」です。
インライン入力に時間がかかる場合があるとか。

あといきなりアプリだけスっと落ちるのは
どういうことなんでしょうか？

DTPアプリだと、Photoshopのプラグインなどを除いてそれほどCPU
パワーがなくても高速に描画できるグラフィックカードとハードディ
スクがあると、体感速度が向上するというのは以前から言われていま
すよね。OS X（ジャガー）だとQuartz Extrem対応のグラフィックカ
ードだと更に速くなるという効果もあるそうです。
ボクの環境でもInDesign2もIllustrator10もOS X上で使った方が少し
速いと思います。（Digital Audio 733MHz）

OS XとATOKなのか、キーボードなのかOS Xを使っているとCommand
キーが押されっぱなしの状態になっていたり、Optionキーが押されっぱ
なしのような状態になってしまうことがあります。そのため、ファイル
を移動しようとしたらコピーされるとか、とっても楽しいことになった
りするのですが、ハッキリとこのキーが押された状態というのがわかる
ときは、そのキーを押すと希に直ることもあります。たいていはログア
ウトして再ログインすれば直りますが、この現象はずっと以前から解消
されていません。（ATOK 15、Atessaキーボード使用）また、OS 9で
は起きず、OS Xのみで起こり、検証用のPowerBook（ATOK14使用）
では起きないので、ATOKないしキーボードが怪しいかなと思っています。

もしかしたら、ダンさんもキーボードないしIMなどの入力系機器の可能性
もあるかなと思うのですが、そのあたりは何をお使いでしょうか。

あと、印刷するときは、Tabキーで、パレットを全部しまっておくと速いと言われましたね（Adobeサポートで）。だいたい忘れて印刷かけちゃいますが。

あと、やっぱりOSXで使ったほうが動きいいですね。

＞「虹色カーソルが回ることもしばしばあってストレスたまりますね」です。
＞インライン入力に時間がかかる場合があるとか。

これはどっちもどっち....ですかね(^^;。メモリが足りなく、Swapが発生してくると
遅くなりますね。

＞あといきなりアプリだけスっと落ちるのは
＞どういうことなんでしょうか？

うちではあまりありませんが、この辺もどっちもどっちではないかと(^^;。
個人的にはMacOS X内部を疑っていますが...。

私はATOK 15を疑います(^^;。過去、ATOKでどれだけ苦しめられたか...(^^;。
と、決めつけるのはいけませんが、Atessa + MacVJE for Xではそういう問題は出ないんで(^^)。

私は最初はオマケの「ことえり」を使っていましたが、ATOK14に代えました。キーボードは純正品です。
ATOKに代えてからは虹色カーソルが文字入力時に廻ることはすくなくなりました。
ただし、ATOKの設定を変更しようとすると、作業中のアプリがシャットダウンします。(^^ゞ
このあたりの症状はATOk15を入れてみないとなんとも言えませんけど。

私はCarbonソフトでもCocoaソフトでも、別に気にしていません。それよりも、
クオークにない魅力があったから、ある意味トラブルもスピードも覚悟の上で
InDesignを使い始めました。実際に使い始めるとマニュアルを読んでも分からない
エラーが出たためにこの場所をお借りして勉強をしているところです。（yujiさんありがとうございます）

これまでOSX上でのInDesignの不具合は
１、文字入力時に一文字目は大丈夫だが続けて入力すると虹色カーソルがでてくる。
２、最初はサクサク動作するが突然動作が鈍くなる。
３．グレースケールの写真に上に影付きのアイテムを配置するとその部分が薄く印字される。
４、InDesignだけを使っていると大丈夫だがいくつかのソフトを使っていると、ショートカットが使えなくなる。（主に立ち上げているのはPhotoshop7.0、イラストレーター10.0、ファイルメーカー6.0、TrybackUP、Jedit4.0、mail、ワード、エクセル。広報誌を主に編集していますので、データがワード、エクセル形式でメールで入稿するため）
５、Jeditの書体をヒラギノにしていると、JeditからInDesignへコピー＆ペーストが出来ない。（イラストレーターには出来る！）
６、文字数０の書体が置換できない。（エクセルのデータをコピーペーストした場合にMSゴシックなどを使ってあるとき、InDesignで書体を変更しても表自体にフォント属性が残ってしまう）