こんにちは。長文失礼します。
　InDesignを使い初めて早１ヶ月ほどが過ぎようとしています。
　不満と言えば，やはりマスターページのあたりでしょうか？

　前回はテキストの回り込みで悩みましたが，今回は，
「ノド小口の幅が異なるドキュメントの奇偶を入れ替える」
ところで立ち止まってしまいました。

　Quarkではマスターのテキストフレームは位置さえ変えなければ奇偶のページ変更でも対応できたのですが，InDesignでは，マスターのアイテムをCommand+Shiftしてアクティブにすると奇遇の変更に付いていきません。マスターにフレームグリッドを配置しない方法なら，もちろん奇偶に対応しませんよね。じゃあ，ノド小口を同サイズにすればいいではないか，となりますが，300ページの書籍ではそうもいきません。
　また当然，「ページ最初から決めておけば？」という意見もあるかと思いますが，なぜか編集の都合でどんどん変更していきます。

　で，結局，変更があった場合，１ページ１ページフレームグリッドを移動しました。めんどくさいです。新規で作り直したほうが早かったかもしれません。

　もちろん，Quarkでも図版などは奇偶入れ替えても連動しませんが，見落としても大方問題ないと考えます。ただ，判面動いてしまうというのはもっと問題ではないでしょうか。
（それでも，Quarkよりは早いし，安全なのですが）

　昔の電子組版機では当然できた機能だったので，（少しだけ）不満な点でした。

　不満はあるけど，会社のQuarkは全てInDesignに替える計画なので，3.0ではもう少しそこらの連動を考えて欲しいなあ，と要望でも出しておこうかな。ここさえ，押さえられれば誰にでも勧められるのですが。