小塚明朝は要注意!!

[6306]小塚明朝は要注意!! 投稿者:マサ 投稿日:2005/05/11(Wed) 17:20
InDesignCSを使用していれば小塚明朝のバージョンも同じではなかった!!
制作側ではIllustratorCSがインストールされていましたが
外部の出力側ではなかったため文字化けが起こってしまった!!

2年ほど前から1年に1度の冊子の仕事で
名簿が入っているためInDesign2.0.2で小塚明朝Pro-L(バンドルフォントなので出力側で無いことはない)を使用して制作してきましたが、今年はInDesignCSで作成

祐子の「祐」の異体字で起こりました

制作側で
(示右)ユニコード FA4F
出力側で
(示右)ユニコード FA4Fはない
ということで消えてしまいました

アドビのWebで配布している字形の変更・削除のPDFではこの文字はありませんでした
アドビではフォントの修正日で確認とは言いますが
プリフライト・レポートにも載りませんし、確認の方法はないと思います。

小塚明朝Pro-LとPro-Bは、InDesignCSにはバンドルされていない
また、IllustratorCSは小塚明朝Pro-MとPro-Hはバンドルされていない
したがってIllustratorCSをインストールしなければフォントのバージョンアップは完結しない

PDF/X1にするとかあるのでしょうが
この場合、カラー画像の入れ替えがあり
また、色校までするようなものではなかったので印刷・納品になってしまいました
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[6306へのレス]Re: 小塚明朝は要注意!! 投稿者:市川せうぞー 投稿日:2005/05/12(Thu) 11:29
同じことがヒラギノなんかにも言えます。
これだけのバージョンの組み合わせの中でフォント環境を揃えていくことは現実的に不可能でしょう。
じゃあ、小塚・ヒラギノは禁止! っていうのは現実的でしょうか?

私見ですが、フォント環境の統一なんていうのは、事実上1社だけのデファクトスタンダードの上に成り立っていた「古き良き幻想」なのではないでしょうか?
欧文フォントの多様性でも、わたしたちは既に学習済みなんですがね。

現実的な解決方法は、フォントのエンベット(すなわちPDF)にしかないような気がします。
マサさんのおっしゃるように、高解像度画像のハンドリングを最終工程でしなくてはいけないことは充分に分かっています。
けれど、その工程はほんとうに効率的でしょうか?
アタリを貼り込むのも、実画像を貼り込むのも、同じだと思うんですけど。わざわざ2度配置しているのですから。
様々な問題があるのを承知していますが、ワークフローの再構築が必要な時期が来ているように思います。
» 2
[6306へのレス]Re: 小塚明朝は要注意!! 投稿者:マサ 投稿日:2005/05/12(Thu) 12:42
アドビには、おまけ的感覚でInDesignIllustratorに割り振ったと感じます。
ページものでは確実にQXからInDesignへの切り替えがすすんでおりますが
しかしこの業界、厳しさが増しており
フォントもまだOCFを使用しているところも周りにはいますし
Illustratorはまだ8での納品です
そこでInDesignCSだけは入れておこうということなのでしょう
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