合成フォントで文字バケ

アドビのサポートなどを見ても載っていなかったのですが、

InDesign 2.0.2で合成フォントを使用し作成した
外国語辞書のデータをPS書き出しをしたところ、
アクセント記号が付いている文字のほとんどが違う字
（例えば a に付いていなければいけないのに e や u などに付いていたり、
上に付くものの向き逆になる）に変わっていました。
この時は、かなりの量（200～300）のページを一度に
書き出したので、負荷の関係でかな…と思って書き出しなおしました。

そして先日、違うデータで再版があったので（合成フォントを使用している）
普通紙にプリントしたところ、同じ現象が起きました。
この時は5，6枚のプリントでした。
しかしよく見ると、化けていない箇所もあり、
双方を比較すると文字バケがない所は、欧文書体そのものを割り当てていました。

原因を解明するにしても、両方の現象とも再現できませんでした。
ただ、2回目の現象を見る限り、合成フォントが怪しいのかな…と。
みなさんは、こういう現象にあったことってあるのでしょうか。
長くなりましたが、よろしくお願いします。

普段、アクセント記号が付いた文字を使うことがほとんどないので
同様の現象にあったことはないですが、合成フォントが怪しいかもしれませんね。

例えば、CIDフォントとOpenTypeフォントが混在した合成フォントを使用していると、
問題が出やすいと聞いたこともありますし。

そうですか、ないですか…

和文書体はモリサワOTFで、欧文書体はType1
の合成フォントを使用していました。
合成を使用しないときでも、CIDとOTFの混在はしないようにしています。

しかし、合成フォントが使えないとなると、外国語テキストや辞書などは非常に不便になりますね。

何か別の方法を考えるしかないのでしょうね。

>何か別の方法を考えるしかないのでしょうね。
解決にならないかもしれませんが，モリサワOTFには
発音記号が含まれています。

通常は、何の指定もない場合、和文書体従属を使用しています。
しかし和文はモリサワ、欧文はHelveticaでなおかつ欧文はサイズを大きくする
というような指定があるのです。

社内でももう少し知恵を出しあってみます。

>社内でももう少し知恵を出しあってみます。
だまされたと思って，oft版の新ゴを合成フォントで調整してみて下さい。特例文字（発音記号を割り当て）と欧文半角文字だけ少し大きくするのはいかがですか。

以前、Ver.2(Mac)を使っているとき、私も似たような現象がありました。

合成フォントで小塚と欧文フォントを組み合わせると、プリント書けた後、小塚がOsakaに置き換わってしまうのです。

Adobeのサポートに問い合わせて検証してもらったところ、同じ現象がMacでもWinでも再現しました。

CS以降では発生していないので直っているのだと思います。

InDesignは、どのバージョンも合成フォントは鬼門ですね。
（CS2は使ってないので知りませんが）

和欧混植で、欧文に重きを置いた文書にはあまり向いていない、
というか、合成フォントを使う利点が少ないような気がします。
特に特殊記号に関しては。

合成フォントを使っていても、特殊記号類は改めて欧文フォントを適用しておかないと
うまくいかない場合が多いです。
まぁ、私の環境ではですが。

というか、2.0.2の場合、
アクセント記号付きアルファベットを使うと、単語内でも行末で分離してしまうんじゃなかったでしたっけ。
はっきり言ってとんでもない仕様なので、まともな欧文組版は無理（いや、できますよ、やれば）なのでは。

>欧文組版は
multi languageは有り難いけど，2.02の場合，スペルチェック機能は，文頭の小文字が全部引っかかるので，単語集や辞書などの編集に使うには無理があった。
行末に近いisn'tは分離禁止を設定しなければならない。結構，分離禁止を設定する機会が多い。

NC様
新ゴとの組み合わせてすか。今度試してみます。
スペルチェック機能は、ほとんど使っていなかったので気が付きませんでした。

aritaro様
厳密には違う現象のようですが、なんだか仲間ができたようで嬉しいです。

(-_-メ)様
鬼門ですか……。
そうですね、改めてフォントを乗せ直すというのが、事故を防ぐ一番の方法かもしれませんね。
しかし、新規では2.0.2は使用せずCSに切り替えていますので、
再版の時に注意するしかなさそうです。

コスゲタケシ様
行末で分離しないよう禁則をカスタマイズしています。