文字サイズの端数

先日、データ入稿されたものを開いてみたところこんなことがありました。
アメリカ式ポイントを使用しているのですが、
9apが9.071 ap、8apが8.063 ap　と文字サイズのみ端数がでます。
こちらで作成したものを先方で開いても端数が出るそうです。（作成時は正数で指定しています）
バーションですが、こちらは2.0.1にアップデートしてあり、
先方は2.0のままです（バーションを合わせてもらうようにしました）。
1.0を2.0で開いた時にはこんなことは、なかったように思います。
なにが原因でしょう、新たなバグでしょうか。

先方のバージョンを2.0.1にアップデートしたら、
どのような結果になりましたか？

いま、アップデートをしてもらいデータをもう一度もらうつもりなので、
結果が出るのには、もう少しかかりそうです。
わかり次第こちらへ書き込みます。

すみません、社内で確認できました。結果は
2.0.1を2.0.1で開く　端数なし（設定したサイズイキ）
2.0を2.0で開く　端数なし（設定したサイズイキ）
2.0を2.0.1で開く　端数あり、でした。
テキストボックスのサイズは当然のことながら
端数が出る場合はフレームグリッド自体の領域も変更されています。
仕様変更ということなのでしょうか。

私のところでも試してみましたが、同様の結果になりました。
やはり仕様が変更になったからだと思います。
2.0で作ったものを、2.0.1で開くと、文字組みが変わる事もありますし…
InDesignのデータが入稿された場合は、バージョンを確認してから作業する方がよさそうですね。

InDesign 2.0 -> 2.0.1の変更点として、ミリ<->ポイントの換算精度が変わったことがあげられます。
でもたしか、InDesignの換算精度って10^-8だと思うんですが、こんなに変わるってのはなんでしょうね？

この仕事はアドビのHPに載っている出版社からのもので、
双方の打ち合わせが近々あるあるそうなので、その時に、
この件を言ってもらうように、弊社の営業担当に話をしましたので、
もしかしたら何か動きがあるかもしれません。
それまでは、面倒でも入稿データは丁寧に確認していくしかなさそうですね。

YUJIさん、おじゃまします。社内よりここの記述について問い合わせを受けました。

InDesign 2.0のアメリカ式ポイントとポイントの換算にバグが含まれていましたが、2.0.1で修正されました。2.0では、9apは内部では8.965ptとして保存されなくてはならないのに、9.035ptとして保存されていました。9.035ptは正しくは9.071apに相当します。仕様の変更ではありません、アメリカ式ポイントを使う場合は必ず2.0.1へアップすべきです。InDesign 1.0ではこの換算は正しく処理されていました。1.0の文書を2.0で開くとap値が変わってしまいますが、2.01では変わりません。なお、これに関する記述はAdobeの文書やサイトにも見当たりません。

川村さん、ありがとうございます。

なるほど、そうだったのですか。
2.0のバグが2.0.1で修正されたという訳なんですね。

みなさん、ありがとうございました。
そうだったのですか！
実は、以前この出版社の編集さんに見本組みのデータを渡したところ、
数値がおかしいのはなぜですか、と質問されたことがあるんです。
明日このことを報告して、早くアップデートしてもらうように催促します。
そしてやはり、アドビに言ってもらわなければ！

> そしてやはり、アドビに言ってもらわなければ！

Adobeに問合せればすぐに回答が得られるコトです。
そして正規ユーザーにはDMで連絡が来ています。