皆さんからの声(2) 2002年1月1日から12月31日まで

2002年1月1日から2002年12月31日まで

(2005年10月1日整理)

賀状をいただいてホームページを知りアクセスしました。ずいぶん内容の濃い膨大な資料ですね。中嶋君の現役時代の研究成果がずいぶん生かされていますね。これから時々アクセスして私も勉強していきます。病気を克服してこれほどまで立派な仕事をされているのに感心しました。これからもリハビリとともに頑張ってください(K.Tさん)。

明けましておめでとうございます。今年も、ホームページがんばっていらっしゃるので、嬉しくおもいます。和紙紀行、美濃和紙 拝見しました。

写真もきれいだし、電車も動いているし、お花も揺れているし、すごいテクニック、、、、和紙の産が良く分かって、全国にこんなにあったのか、と驚いています。

また、一つ一つさらに奥が深くて、これからじゅんじゅんに読ませていただきます(M.Fさん)。

はじめまして、中嶋さん、和紙MLの○○です。HPを見せていただきにうかがいました。和紙についていろいろ勉強になります。ちぎり絵をしているといっても和紙が好きなだけで詳しくありません。美濃の事も読ませていただきました。

昨年美濃和紙の里会館にいきました、なつかしく今年も行きたいと思っています。これからゆっくりと見せていただきます、これからもよろしくお願いします(Nさん)。

中嶋 兄 新年明けましておめでとうございます! 年賀状を頂き、昨年早々に倒れられたとのこと、お元気でご活躍中のこととばかり思っていましたので、信じられない気持ちで大変驚いているところです。改めて、心からお見舞い申し上げます。

早速、このホームページにアクセスし、よくぞここまで頑張られたと敬服しながら貴兄とお話をしている感じで拝見しました。これからも、このホームページへのアクセスを楽しみにしております。精一杯頑張ってください…はやいご回復をお祈りしています。では また…・(I.Oさん)

新年明けましておめでとうございます。現在は、故郷に帰りリハビリをしながらホームページを開かれた様子で相変わらずの努力家と敬服し安心致しました。

厳寒の候,くれぐれもお体に気を付けリハビリ、パソコンに励んで下さい。ホームページも閲欄させていただきます(M.Tさん)。

私は「タウン情報検索マガジンSAGASU」というウェブマガジンを運営管理しております、「探すコーポレーション」の○○と申します。このたび貴ホーム‐ページを拝見し、弊社サイトを利用される方に有益で楽しい情報になると考え、是非リンクさせて頂きたく、ご連絡致しました次第です。何卒宜しくお願い申し上げます(Aさん)。

ホームページ「紙への道」、まだ半分しか見ておりませんが、感動!しました! 頭が下がります。さすが!中嶋さんです。あとの楽しみにゆっくり見させていただきます(K.Tさん)。

ホームページ、時々見せていただきますが、ヒット数も順調に延びて人気の有るサイトになっておられるようで、お慶び申し上げます。これからも、どんどん情報を増やして下さい(H.Yさん)。

私、1月24~26日お友達と沖縄に行ってきました。南国植物園、らん園その他見所いっぱいでしたが、なんとパピルス見てきました。パピルスという名前は知りませんでした。今日このホームページをみて、これだとおもいました。カヤツリ草の仲間とのことでしたが、、、、写真がよくでているのでわかりました。

和紙紀行 高山 面白く読ませていただきました。高山は、私も行ったことがありますので、赤い欄干の橋、高山陣屋、屋台会館、等々なつかしいですが、和紙につながるとは思ってもいませんでした。旅行しても、知らないために、見落としていることが、多いのではないかと思います(M.Fさん)

ホームページ追加更新の件、時間がありませんのでサーと拝見いたしました。このページを開くと殆ど紙、印刷、インキ、環境、印刷機、検索可能で他に類を見ない立派なものになっており、今後後身の人たちに活用されれば結構と考えます(K.Iさん)。

感動の大力作「紙への道」。貴台の大力作ホームページ「紙への道」の一端を開きました。すばらしいですね。はっきり申し上げて「紙」など全く関心も無く空気や水のように使い捨てをやっておりました。長い歴史もありロマンもありますね。

私は、出雲の生まれですが、子供の頃丁度今ごろ時期だったと思いますが三椏を蒸して出荷しておりました。皮をむいた木で鶴と称していろんな遊びもしましたね。

全部眼を通した分けでもありませんので論評は出来ません。感動でした。ただただ感心して敬意を表すだけです。学者肌ですね。私が1201番目でした。輪が広がっている様子ですね。この輪が益々大きく広がって、「紙」一筋で生きてこられた貢献の足跡が後世にいつまでも残ります様にお祈りいたします。

話は変わりますが、右の身体も回復に向かっておる様子で何よりです。自身の根気と周りの理解があれば徐々にではありますが回復いたします。「継続は力」です(S.Yさん)。

和紙屋の○○です。漸く?社員も帰りましたので、ゆっくり中嶋さんのページを拝見してます。スゴイ情報量になってきましたね~。負けそうです(Y.Sさん)。

ホームページを早速拝見させていただきました。大量の資料を整理し、打ち込まれるには大変なお仕事と敬服しているところです。紙については門外漢ですが、拝見するととても奥が深いのが解ります。今後便覧として利用させていただきます(Y.Hさん)。

○○です。「木を切ることは悪いこと」という最近の風潮は、例えば「釣った魚はリリースしなければならない」と似て、なにか脅迫めいた押しつけがあり賛成できません。

「木を切ってそれを役立てる」からこそ次の木の事をおもんぱかることが出来るでしょう。「釣った魚を食う」ことによって、最近脂のノリが悪いとか魚の体調もわかるでしょう。そういう実体験で自然が変わりつつあることを認識出来るのです。一番いかんのは風潮で口は出すくせに実態に無関心な人。

【以下戯れ言】最近はケナフで紙を作るのが環境に優しいとかでブームですが、これだって外来植物。育てるのならきっちりと管理して、間違っても周りに飛び火させないように。ケナフは帰化しないという論者もいるようですが、そんなことを言う前にまず現状の自然にインパクトを与えない管理を論ずるべきだと思います。狂牛病の二の舞ですよ。こんな当たり前の事を配慮せずにブームに載って「球に優しい」などと言っている輩は許せないですね(M.Fさん)。

上記は、

に対する訪問者M.Fさんからの感想文です。

このトップページ記事は気になることがあり、ホームページに記載したものですが、その気になることとは今年(2002年)、実施された鳥取県の高校入試問題です。問題文の中に、「紙袋は木からできており、沢山の木が切られている」というくだりがあるのです。ショックでした。

「木や石油は球の資源である。紙袋やビニール袋を減らすためにマイバッグを持っていこう」と資源を大切にすることは非常に重要なことで、大人はもちろん子供にとっても実行すべき大事なことですが、ここでいきなり「紙袋は木からできており、沢山の木が切られている」と、紙に対する理解や考えも何も無く、単に木を切るのは悪いと言うのが問題です。まして教える立場にある先生方に一方的な見方・考え方がまだあり、しかも試験問題として出されたことに衝撃を受けたのです。

「紙は木から作られている。球資源である木は球環境によい」。したがって、「その木からできている紙は球環境を破壊している。また紙を生産している紙パルプ産業は森林を破壊し、球環境を破壊する産業だ」という考え方が景にあります。この考えは最近は誤解だと理解が進みかなり少なくなってきておりますが、「木を切ることは悪いことだ」との思いとともに、いまだ根強く残っているようです。

資源を有効に使い、植林などを行っている紙パルプ産業。本当に紙と紙パ産業は森林を破壊し、球環境を破壊しているのでしょうか。木を切ることは本当に悪いことでしょうか、という問題提起も含めて、トップページ記事として整理したわけです。

 

ところで、このM.Fさんのメールにある、

「木を切ってそれを役立てる」からこそ次の木の事をおもんぱかることが出来るでしょう。「釣った魚を食う」ことによって、最近脂のノリが悪いとか魚の体調もわかるでしょう。そういう実体験で自然が変わりつつあることを認識出来るのです

について、分かりやすく共鳴します。また、

最近はケナフで紙を作るのが環境に優しいとかでブームですが、これだって外来植物。…こんな当たり前の事を配慮せずにブームに載って「球に優しい」などと言っている輩は許せないですね。

これも木から作る紙は悪者扱いですね。ケナフの実態を知らないで頭から非木材は環境にやさしいと思っている誤解からきているものです。それから、

人も踏み入れないような自然の山と、いわゆる里山というか人間が管理する山の違いを解説して頂けると親切。これらを同一レベルで話をするのは無理があると思うのです。動物にも少し触れて頂けたらと。木と下草の関係だけでなく山にはミミズをはじめ色んな動物が棲み、それで調和がとれています。たとえ緑が豊富にあったとしてもそこにミミズやカブトムシや鳥が寄りつかないようでは、植物にとっても調和した環境とは呼べないのではないでしょうか?

のご意見については、ごもっともです、と返信。

以下、この件について数名の方からのメールを次に載せてあります。こ賛同とともに貴重なご見解をお聞かせいただきました。心強く思います。

印刷業界の○○です。中嶋さんが書かれました、

紙を生産している紙パルプ産業は「森林を破壊し、球環境を破壊する産業だ」という考え方は、最近は誤解だと理解が進みかなり少なくなってきておりますが、「木を切ることは悪いことだ」との思いとともに、いまだ根強く残っているようです。

中嶋さんの紙のリサイクルの視点とともに共感します。

再生紙ブームは、ある後発製紙会社が特定自治体と協力して行った限定的なイメージキャンペーンにマスコミがのり、やがて環境政策の魔女狩りになってしまった気がします。

  1. 世論が固まるプロセスに、熱帯林破壊の現要因を検討した形跡が薄い。森林の生態のみならず、パルプや古紙の流通・製造工程にも無関心。
  2. その上で、新パルプ使用紙を減らせば熱帯林が守られるという雑な論理をマスコミと公的機関が丸呑みした。
  3. 業界も技術ネックの解消を訴える事ができず、インフラ未整備のままに再生紙増産ノルマの影で矛盾と虚偽、不合理の蓄積が進む。
  4. 戦略と準備のないノルマ政策が製紙産業と造林産業の国内立をおいつめている。

あまり良い流れとも思えませんが、多少とも紙使用に関与している者としては、具体的なガイドラインには黙って協力しています。

紙の増産設備投資については、公害対策や古紙工程などの視点から国内立が困難になりつつあります。製紙産業が空洞化すれば、造林の間伐材や回収古紙の吸収もできなくなり、リサイクルは困難になるかもしれません。

公的機関に限定すれば、古紙への転換や使用制限より、公害対策を講じない国あるいは工程からの紙製品(輸入古紙も含む)の使用禁止などの方が、自然に優しいのではないかと思います。また補助金出すなら、古紙回収より間伐材回収の方ではないかなあと。

何より、森林保護と理の通ったリサイクルの流れを研究する道な活動がいるんでしょう。できる事を勉強してみます(A.Mさん)。

この印刷業界のA.Mさんのメールに対して、私から「木を切ることは悪いことだ」とか、「紙を生産している紙パルプ産業は森林を破壊し、球環境を破壊する産業だ」という考え方だと、製紙産業の空洞化も起こりえるかもしれません。こうなると仰せのように、造林の間伐材や回収古紙の吸収もできなくなり、リサイクルが困難な事態が起こります。そうなったときに真剣に考えても後の祭りになってしまいます。

そして、先のM.Fさんの言われる、「一番いかんのは風潮で口は出すくせに実態に無関心な人」を含めて、「木を切ることは悪いことだ」とか「紙を生産している紙パルプ産業は森林を破壊し、球環境を破壊する産業

だ」と、本質・実態を知らないで一義的に頭から考えている人達、特に学校の先生方やマスコミ(かなり理解が進んできましたが)に如何に知ってもらうか、これも大事なことです、と返信しました。

鳥取環境大学の○○です。仏教の教えで「無益な殺生をするな」と言うのがあります。

「紙を作ることは環境に悪い。だからやめろ」をそのまま置き換えれば「人は生きていくために動植物を殺す。だから人間は悪い。」さらに進めば「人は生きることをやめろ」になるはずです。人が生きるためにはどうしても環境破壊をしなくてはなりません。しかし、やはり人間は生きなくてはいけません。したがって、無益な殺生をすることがいけないのだと私は思います。これが仏教の教えだと思うのです。

色んな媒体が現れている現在ですが、やはり「紙」だけが持つ特徴があります。よって紙でなければどうしようもない時に紙を使うべきだと思うのです。CDやハードディスクでも十分な場合は紙を使うべきではないと思います。

最終的には各媒体の環境負荷と特徴をきちんと頭に入れ、紙を使わざるを得ない場合のみ紙を使うべきなのではないでしょうか。こういうことを考えた上で紙を使い、そのために木を切るのはやむを得ないことだと思います。このような考えも何も無く、単に木を切るのは悪いと言うのは、人間は生きなくても良いというのと同じだと思います(S.Wさん)。

これに対する私からの返信。

貴重なご意見をありがとうございます。全体的には賛成です。ただ、文章「どうしても環境破壊をしなくてはなりません」のところで、環境破壊のみのイメージになっておりますが、すべて環境破壊というのかについては、はてなと思うところがあります。

破壊か、開発かとこのどちらかだと決めつけて相交わらず平行線のまま戦うようなさまは、これからの時代ではないと考えます。そういう面ではいろいろなところで変わりつつあります。話し合いによる「共生」ができないか探っていくべきだと考えます(中嶋)。

これに対して、S.Wさん次のご返事がありました。

ちょっと舌足らずの言い回しがあったかなと反省しました。挿入部分を参照してください。小生の気持ちはご貴殿と同じだと思います。ここで使っている「環境破壊」は「理由を問わずとにかく自然に手を加えること」という意味で使っています。ですから「木の育成のために木を間引くこと」も「環境破壊」とおっしゃる方々が使う意味で申し上げています(S.Wさん)。

ところで「紙業者は悪者」に対する貴見ですが、こうした問題はパルプ業界が独りで息巻いてみても始まらないと思います。業界が積極的に関係部門に働きかけて、PRしなければ一般の理解は進まないのではないでしょうか。文部科学省や教育審議会などに働きかけて教科に取り入れてもらうとか、テレビで意見広告をだすとか、米子辺りでは工場もあることだから、見学会をやって理解を深めるなどする必要があるのではないでしょうか。

矢張り悪者論に対しては、積極的に業界の方から打ってでるしかないと思います。勿論業界として本当に自己防衛する必要があればのことでしょうが。時間をかけてPRしなければいけない問題でしょうね(K.Fさん)。

「紙業者と紙は悪者、木を切ることは悪」への貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。

もちろん、紙パ業界は啓蒙をしております。多くの人達も訴えきており現在も継続中です。私も研修などでPRしたりしてきました。今回も元、鳥取県ジゲおこしインターネット協議会(ZIT)に流しPRしました。反響があり話題になりました。時間が掛かるかもしれませんが、仰せのように、これからも啓蒙、PRが必要ですね。

(付記)最近では、「紙業者と紙は悪者、木を切ることは悪」との考えは、日本製紙連合会はじめ紙パ業界・企業などの啓蒙、努力により改善され、非常に少なくなってきました。大変喜ばしいことです。これからも継続的な努力が必要と考えます(2005年10月1日記)。

五箇山和紙のなかの、合掌造り集落は、私も行ったことあるのですが、見るもの見えずで、知識なく、なんとなく見てきてしまったのが、悔やまれます。民族資料館も見なかったとおもいます。

永平寺は、曹洞宗の本山とのことで、お友達と坂東三十三箇所めぐりをしたときに、最後の結願のあとは、自分の家の宗派の本山をお参りするものだとのことで、旅行がてら行きました。身の引き締まるような、良いお寺で、写真懐かしく拝見しました。今年が750回大遠忌とのこと、奉納襖絵ぜひみたいものです。こちらにきたときは行きたいとおもいます(M.Fさん)。

お元気ですか? 昨日、大阪の近鉄百貨店において全国和紙展があり見てきました。正に「芸術」ですね。下鉄の吊り公告で「全国和紙展」があることを知り、紙など全く興味を持たなかった小生も貴台のホームページに感動して見ることとしました。安部栄四郎記念館・日置和紙工房など出展してありました(S.Yさん)。

はじめまして突然のメール恐縮に存じます。福島県在住の○○といいます。現在、学生・教員でありますが中島様のホームページ紙の道を拝見し大変すばらしいと感じメールいたしました。私は、もうすぐ退職になるオジン教員ですが第2の人生として、再度別の就職を見つけなければならない時代になっています情報教育に関する資格取得のためです。

いま、メディア環境論と言うレポートをの中で、世界の紙の規格化の経緯について調べています。そこで中嶋様の書かれました、紙の寸法由来を参考にさせていただきたく思います。コピーをするといことでなく内容を私なりに解釈したものに書き改めまとめたいと考えています。御了解いただけましたら有り難いです。御指導御鞭撻の程よろしくお願いいたします(T.Tさん)。

もちろん、結構ですので、こ活用ください、と返信。

石州和紙拝見しました。石州半紙のことは知っていましたが、石州和紙に、柿本人麻呂がかかわっていたこととか、津和野が本場だと思っていたのですが、三隅町のほうが主力とは。津和野には行ったことがあるのですが、観光客の目でしか見てきませんでした。掘割の鯉を見て、お稲荷さんの赤い鳥居をいくつもくぐり、おみやげやさんを見て歩き、、、、紙すきは気がつかず、、、、もったいないことです。いろいろ勉強させていただき楽しいです。貴ホームページは大作で、まだ、和紙しか読んでいませんが、徐々に他も読んでみようとおもっています(M.Fさん)。

因州和紙 拝見しました。ー奈良時代から伝わる伝統和紙ーわれらの郷土に、こんなに誇れるものが有ったことを知りませんでした。

国民文化祭というものがあることも、知りませんでした。「2002 夢 フェスタ とっとり」 成功を祈ります(M.Fさん)。

因州和紙中々面白く拝読しました。「稲葉」とは意味ありげな文字ですね。音100選に選ばれたとは初耳ですが、なるほど日本一の貫禄ですかね。

ホームページを見るたびに、専門的知識、奥の深さ 等々、もっと多くの人に読んでもらい、利用してもらい、教育の現場でも使えると思うのですが、、、そのような話もあるのでは?(M.Fさん)。

ホームページ「因州和紙」を拝見しました。「日本一の因州和紙」を末永く立派に育んで頂ければと願っております、とのお言葉を有り難うございます。

因州和紙、1250年以上の長きに渡り祖先より受け継いだ伝統産業です。いい時代も不遇な時代もありました。私が携わってより30年ほどの間でも相当の変遷がありました。これを何とか次の世代に繋げるのが私たちの大きな役割の一つだと考えております。以前にも書きましたが「あおや和紙工房」はその為の手段です。業者の一部に強力に反対する人があり実現までにおよそ12年の歳月が掛かりましたが、やっとここまでこぎつけました。今後ともご指導、ご協力よろしくお願いします(H.Fさん)。

これは青谷町で因州和紙を生産され、指導的立場におられる方からのメール(抜粋)です。

和紙屋の○○です。中嶋さん、相変わらず精力的ですね。確かに、(因州和紙は)古い歴史ですね。学術的なことは判りませんが…

私が思うに、もともとの紙を漉く大元の技術はやはり、大陸中国から伝来したのでしょうから今でいう日本海側が技術の玄関口で合ったのは間違いないと思います。

因州も越前も…裏日本と呼ばれて、久しいですが…(笑)。(Y.Sさん)

初めまして○○丸谷です。ボクにとっても因州和紙の世界が広がりました。人が違えば、また見方が異なります。もっともっと因州を知りたいと思っています。その昔因州和紙協業組合の「塩爺」を取材し、「チルチンびと」という季刊誌の掲載したことがあります。その文章をお送りします。民芸運動の柳宗悦とのつながりを知って驚いたことがあります(H.Mさん)。

上記取材文章「和紙が漉き込んでくれた人生を歩む」です。

それから別にH.Mさんから因州和紙について紹介がありました。

各々をクリックしてご覧ください

今日久し振りで貴ホームページを訪れました。ちょうど本日付けで新しい因州和紙の新ページが追加されて、益々充実したウェブサイトになったのを嬉しく拝見しました。画面から貴兄がお元気になっておられる様子が想像されます(H.Yさん)。

因州和紙の起源、因州和紙元祖の秘話、等面白く拝見しました。昔からの言い伝えなど、多岐にわたって調べておられるので、頭が下がります 私は毎月楽しみにしています(M.Fさん)。

8月1日追加更新を読ませていただきました。青谷町の和紙は銀座伊東屋で販売しているそうですね。永年の貴重な経験をベースに本当によく作られましたね。紙博物館を見学しているように感じました。これからも次々と研究の成果を掲載されますよう期待しております(S.Tさん)。

この暑さの中、因州和紙の佐治町纏められて、大変でしたでしょう。青谷町の「あおや和紙工房」、、、佐治町の和紙工房「かみんぐさじ」(どういう意味かしら?) 今度そちらに行くときは、尋ねてみたいとおもいます(M.Fさん)。

佐治町の和紙工房「かみんぐさじ」は、ユニークで興味を引く名前ですが、この和紙工房のネーミングは新聞広告で一般公募して決めたもので、「かみんぐ」は、紙の「かみ」と英語の「カミング(coming)」を併せ持った名称ということだそうです。その後、ホームページにはこの文章を追加しました。有り難うございました。

今月のホームページは和紙や郷土のPRに努めたようで、因州和紙の素晴らしさが良く分かりました。また関係者の皆さんが新製品開発など色々に努力されている様子にも頭が下がります。

「オリカル」などの新製品は初耳で、まだ見たことがありませんが、そのうち何処かでお目にかかる機会があることでしょう(K.Fさん)。

因州和紙、さらに詳しく面白く読ませていただきました。古い伝統の技法を、守り続けていると思っていたのですが、新商品 「オリカル」 「宝和紙」 等 新しい商品を生み出し、頑張っているのを知り 嬉しく思います。和紙名の説明も、初歩的な事なのかも知れませんが、知らない私としては、又一つお勉強しました。有難うございます(M.Fさん)。

はじめまして。失礼ではありますが貴HPに興味を持ちまして書き込みさせていただきました。実は私ども福岡県で和物の卸販売をしておりますが、この度佐賀県重要無形文化財名尾和紙谷口手漉き和紙工房さんの協力にて文化財竹炭入り和紙を完成させていただきました。これからもよろしくお願いいたします(Mさん)。

はじめまして、滋賀県にて紙器製造業を営む○○と申します。HPにて勉強させて頂いています。紙に関してのすごい量の見識と研究には感服しております。

私どもは出来上がった紙の加工を専門としておりましたが、昨年より琵琶湖の葦にて紙作りをはじめました。とは申しても、琵琶湖の葦を仕入れて県外に外注しているのですが素人でありながらも、紙作りが面白く思えまして現在滋賀県内にて、小規模なパルプ工場の建設の計画をしております。

琵琶湖は日本最大の湖であり、環境問題に関しましても、厳しい条例等による環境先進県として世界的にも認知される様になりました。実際のところパルプ生産に関しましては、環境に関する配慮が必要で富栄養化などの対策を考えた排水処理に関しましては、必要以上に考慮しなければならない、幾つかのハードルが存在します。

が、世界的に注目されている琵琶湖にてパルプ生産のプラントを操業させる事はそのプラントラインを含めてプロセス自体が大きな付加価値として産業化できるのではないかと考えたからです。

パルプ生産にこぎつけましたら製紙だけで無くむしろ、パルプモールドの商品化を進めようかと考えております。

葦のパルプとしての質に関しましては、やはり木材パルプとはかなり劣る物ですが、これまで廃棄処分のような扱いをされていた琵琶湖の葦にて、パルプ化をする事で発展性が飛躍的に広がるものと考えますのでバカスやケナフ、麒麟草や畳の再生等も含め微々たる物でしょうが、すこしでもパルプ自体の国内自給の方向付けに役立てるのではないかと頑張っている次第であります。

紙に関した専門家には素人風情が何を偉そうにとお叱りを貰うような計画ですが、素人なりに模索しているような次第ですのでこれからもHPにて勉強させて頂こうと考えております。HPの更なる充実と発展を、期待しております(A.Yさん)。

今月の<紙は文化のバロメーター>を拝見しました。紙の生産量、消費量ともに世界第三位、そして古紙の回収率、利用率ともに世界トップクラスということを、初めて知りました。トイレットペーパー、文具、台所商品、等々に再生紙、古紙使用、など目に付くようになりましたが、世界トップクラスの利用率とは知りませんでした。良いことだとおもいます。

日本製紙連合会の機関紙「紙、パルプ」に4月から連載されているとのこと、ホームページの毎月の更新だけでも大変だなあ、とおもっていたのですが、その上専門誌の連載と頭が下がります(M.Fさん)。

ご参照ください

以前、研究所に勤務していた○○です。先だって、同期から中嶋先輩の話を聞き、早速、HPを拝見させてもらいました。すばらしい内容で、しかも膨大なものですから、まだ全部は読み切っていませんが、順次ページをめくってみようと思います。

ところで、今日メールさせてもらったのは、先輩に是非聞かせてもらいたい事があります。三重大学の苅田修一先生から、〔結晶化度の低いろ過パルプ〕という表現で教えてもらった事がありますが、先輩のHP中のセルロースの結晶化度のはなしでこれを思い出し、この〔結晶化度の低いろ過パルプ〕なるものがどんなものなのか、また、入手出来るものなのか、、教えてもらえないでしょうか。突然で申し訳ありません。よろしくお願いします(A.Tさん)。

これに対して、次のように返事をしました。

中嶋です。ご質問の「結晶化度の低いろ過パルプ〕なるものがどんなものなのか、また、入手出来るものなのか」についてですが、はっきりと分かりません。

そこでインターネットで検索しましたが、フィルターがパルプ100%の「オイルクリーナー」がありました。ピント外れかもしれませんが、ちょっと紹介しておきます。

画面には結晶化度とか、重合度かには触れていませんが、ろ過性とかの効果のために、結晶化度などの特性を決めているものと思われます。

「オイルクリーナー」の解説(抜粋)

とにかく使ってみてください。普通のオイルクリーナーとは、ろ過力が全くちがいます。100%パルプのフィルターがじっくりと新しい油に近い状態までろ過していきます。

なんと言っても、環境にやさしい商品です! ご存知ですか?使用済みのぷら油を500ml捨てたら…。魚の住める水質にするには、風呂おけ330杯分も必要なんです。やっぱり公害問題にも気を配りたいですよね。

本体・網:18ー8ステンレス、ハンドル:フェノール樹脂 フィルター:パルプ100%、重り・蓋:18ー8ステンレス

なお、「オイルクリーナー」を紹介しているアドレスは下記のとおりです。

http://www.e-zakkaya.com/idea/oil.htm

以上です。

下記はそのお礼のメールです。

ご返事により早速に、パルプだけを発注しました。本当にお手数をお掛けしました。有り難うございました(A.Tさん)。

ネット・サーフィンをしているうちに貴サイトに行き当たりました。力作に敬意を表します。その後、ご健康の方はいかがですか。 私は一昨年まで日本製紙連合会に勤めていた者です。国際部長をやっておりました。ひょっとしたら、お目にかかってことがあるかも知れません。その前は十条製紙・海外部におりました。

貴サイトを拝見していて世の中には似たような人が居られるものだなあ、と思いました。私もHPを開いておりますが、専ら英文の鎌倉案内に専念しておりました。が、この秋から「海外紙パルプ情報」なるサイトを開設しました(T.Kさん)。

ホームページ「紙への変遷」拝見しました。紙の歴史と言うより古代史、世界史、日本史、等々歴史のお勉強ですね。すべてに精通し、すごいです。私も、すこしづつ勉強させていただきます(M.Fさん)。

ご参照ください

 

以上、2002年12月31日まで

1年間の訪問者数、延3,457名(平均288名/月)

[なお、開設からの総訪問者数、延4,199名(平均247名/月)]

 


更新日時:(吉田印刷所)

公開日時:(吉田印刷所)